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第22回 媒体を愛するということホームページを愛することはユーザーを愛することこのモチベーションが6年以上に渡って保つことができているのは、繰り返しになりますが愛情があるからこそ。 インターネットはユーザーとの距離が近いこともあり、施策の結果がダイレクトに、そしてスピーディーに出るのが大きな特徴ですが、愛情を注いで考え抜いた施策を実行に移せば、ユーザーから良いリアクションが返ってくるのは言うまでもありません。そうしたリアクションの数々がモチベーションにつながり、もっとホームページを愛し、ユーザーを愛そうという気持ちにつながるのです。 これは結果として、私が「Narinari.com」開設以来ずっと心に抱き続けている「ユーザー本位であれ」という気持ちにもつながっていきます。 また、ユーザーにしてみれば、運営者の愛情が感じられないホームページは退屈かつ不便に感じることが多いのも事実です。運営者がどこまでホームページのことを愛し、考えているのかをユーザーはすぐに見抜いてしまいます。 これまで何度か触れてきましたが、例えば自分が運営するホームページを愛していれば、5年先にどのようなホームページでありたいかを自然と想像するでしょうし、誤字・脱字の類を見つければ自然と「恥ずかしい」と感じるでしょう。要は「仕事だから」という義務感で運営していると、これまで「ネットビジネス成功の方程式」で触れてきたようなこともポジティブに検討できなくなり、良い発想に行き着くことができないかもしれない……ということなのです。 深い愛情からアイデアも生まれるさらに、運営するホームページに深い愛情を注いでいる場合、恋愛と同じで四六時中、何をしていても「ふと」ホームページのことを考えていたりします。 シャワーを浴びている時間や食事をしている時間、そしてちょっとしたトイレの時間まで。この「ふと」した瞬間に生まれるアイデアが、ホームページを大きくさせるきっかけになることだって、よくある話なのです。 与えられた仕事を淡々とこなすのではなく、媒体を自ら創作・維持・発展させていくためには、こうしたちょっとしたことの積み重ねが大切になったりするものです。 抽象的なことであり、感情的なことでもある愛情の話なので、「何を言っているんだ」と思う人もいるかもしれません。逆に、「自分が手がける仕事を愛する」ことを当たり前だと感じる人もいるでしょう。 感じ方は人それぞれだとは思いますが、自分が携わる仕事、特にこのコラムで触れているホームページを運営するならば、愛を持って接したほうがより良いホームページに育つのは確実です。皆さんの愛情をたっぷり注いで、ぜひ良いサービスを提供していってください。 池田豪彦
Narinari.comの代表。大学4年のときにNarinari.comを開設し、デジタルハリウッド、フリー、Yahoo! JAPANを経て、再びフリーで活動。Yahoo!トピックスでの経験を活かしながら、Narinari.comの運営に勤しむ。毎日更新が信条のため、一日たりとも家を空けることができず、旅行などに行けないのが悩み。食べることがとにかく好きな食いしん坊のため、Narinari.comの運営にもその嗜好が色濃く反映されている。誤字脱字が嫌い。「週刊アスキー」にて「ケータイが好き!」のコーナーを担当中。
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