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第19回 ネットで読まれる文章の実践テクニック(2006/01/11 池田豪彦=Narinari.com代表)
前回はインターネットで「読まれる文章」(=アクセスを獲得できる文章)の書き方の第一歩として、「見出しの付け方」について考えてみました。でも、見出しが上手く付けられたからと言って、その先にある「本文」に難があれば、当然のことながら閲覧者は離れていってしまいます。今回は閲覧者が「見出し」をクリックした先、「本文」の書き方について考えていくことにしましょう。 平易な文章を書くようにこころがけるホームページは広く万人に向けて公開されています。それがインターネットの特性である以上、運営側もさまざまな閲覧者が訪問してくれていることを常に意識しなければなりません。そのため、どのような属性の閲覧者にも理解してもらえるよう、できる限り専門用語や難解な表現は避けた文章を書くよう心がけなければなりません。平易な文章を書くことによって、より多くの閲覧者に情報を届けることができるのです。 では、具体的にどのように平易な文章を書けば良いのでしょうか。 平易な文章を書く方法のひとつに、ひらがなを多用することが挙げられます。決してすべての文章をひらがなで書け、ということではありません。例えば今回の文章でも「全て→すべて」「出来る→できる」「有る→ある」「時→とき」「平仮名→ひらがな」といった具合に、ひらがなでも違和感がない表現には、できるだけ漢字を使わないよう心がけています。 これは平易な文章を書くという意識に加え、漢字を減らすと、ページ全体をパッと見たときの印象が柔らかくなるという副産物があるからです。漢字が多くかしこまった雰囲気の文章よりは、ひらがなが多く柔らかい雰囲気の文章のほうが、より幅広い閲覧者を取り込むことに繋がるでしょう。 難しい漢字は使わないまた、難しい漢字を使わないという意識も大切です。ホームページに文章を書く場合にはパソコンでテキストを打つのが一般的ですが、ここに落とし穴があります。それは日本語変換ソフトの存在。マイクロソフトの「IME」やジャストシステムの「ATOK」などの日本語変換ソフトが、難しい漢字でも簡単に変換してくれるため、書き手の意図とは異なる次元で「読みづらい文章」を生んでいる可能性があるのです。 「変換で出てきたから」という理由で、自分ではサッと書くことができないような漢字でも、ごくごく普通に文章に盛り込んでいる人は多いと思います。パソコンで文章を書くことに慣れてしまうと見落としがちなことですが、子どもから大人まで、幅広い閲覧者に読まれるホームページを目指すのであれば、できるだけ難しい漢字を使わないに越したことはありません。特に常用漢字にないものに関しては、極力使用を避けるべきでしょう。 専門用語を使わないことも平易な文章に仕上げるコツです。ただ、文章の内容によっては、どうしても専門用語を使わなければならないシーンが出てきます。そのようなときには、必ず何らかの注釈を入れるか、専門用語を詳しく解説しているホームページへのリンクを用意してあげてください。 特にリンクは、紙媒体では不可能なインターネットならではの機能。ホームページで文章を書くならば、これを利用しない手はありません。そして、丁寧すぎるくらい丁寧に情報をそろえ、どのような閲覧者にも理解してもらえる文章を作ることによって、アクセスの取りこぼしを防ぐのです。 文章の段落を小分けにしよう
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