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第13回 テキスト広告の配置にこだわろうGoogleアドセンスの位置で大きく収益が変わる具体例として、私が運営するNarinari.comのGoogleアドセンスの配置例を見ていくことにしましょう。 Narinari.comでは、Googleアドセンスの位置は基本的に2パターンに限定しています。トップページ左側に羅列したメニューの直下部分と、各記事の本文の最下部の2パターンで、特に「流れ」を考えて配置してあるのは各記事の最下部のものです。 毎日Googleアドセンスのレポートを見ていると、明らかに「流れ」を考えて配置してある各記事下部からのクリック率が高い(=閲覧者の関心を引いている)ことが分かります。それだけ、「流れ」を考えて配置するかどうかで収益に違いが出てくるわけです。 各記事のページは試行錯誤の末に、現在は「見出し+本文+Googleアドセンス」の順番に「流れ」を作っています。 仮にこの順番をバナー広告の鉄則に従って「見出し+Googleアドセンス+本文」の順番に入れ替え、できるだけ「Googleアドセンス」をページ上部に配置した場合にはどうなるでしょうか。Narinari.comでは試しに上部に配置していたこともありましたが、結果は惨憺(さんたん)たるものでした。最下部に配置していたときよりも、大幅に収益がダウンしてしまったのです。 このことから導き出された結論が、「1.テキスト広告にはバナー広告と同じ方法論が通用しない」「2.『流れ』を無視してテキスト広告を配置してはならない」の2点。つまり、大方の閲覧者は見出しから記事本文に入り、本文を読み終えたあとに補足の情報としてテキスト広告に興味を示していたという「流れ」が存在しているということです。 それなのに、このテキスト広告を上部に移動させてしまったことで、「流れ」を断ち切ってしまったわけです。見出しの直下にテキスト広告があるのは唐突感があるため、閲覧者の関心を引くことができなくなったとしても不思議ではありません。 あまり広告を載せすぎるのは逆効果ちなみに、テキスト広告はバナー広告に比べて配置しやすいため、ついつい、たくさん配置したくなる運営者も多いと思います。アフィリエイト広告はノーリスクなので、ひとつでも多くの広告を載せて、少しでも収益を上げようと考えるのは人間としてごく自然な心理なのです。 しかし、Narinari.comを運営してきた経験から言えば、あまり広告を載せすぎるのは逆効果。広告の数が多ければ多いほど、閲覧者は広告に対する興味を失ってしまうようです。広告がベタベタと掲載されているホームページを自分が閲覧者の立場だったらどう感じるのか。それを常に念頭に置いておいたほうが良いでしょう。 今回ご紹介した広告の位置の話は、あくまでもNarinari.comの例。ほかのホームページの中には「テキスト広告が最下部にあると広告効果が出ない」というところもあるかもしれません。ただ、肝心なのは位置によって広告効果はガラリと変わるということ。これはどのホームページにも言えることです。 もし、現在運営しているホームページの広告収入が思うように上がっていなかったとしたら、それは「流れ」の作り方が間違っているのかもしれません。自分のホームページに適した広告の配置の仕方。それを早く見つけ出すためにも、いろいろな配置を試してみてください。 池田豪彦
Narinari.comの代表。大学4年の ときにNarinari.comを開設し、デジタルハリウッド、フリー、Yahoo! JAPANを経て、再びフリーで活動。Yahoo! トピックスでの経験を活かしながら、Narinari.comの運営に勤しむ。毎日更新が信条のため、一日たりとも家を空けることができず、旅行などに行 けないのが悩み。食べることがとにかく好きな食いしん坊のため、Narinari.comの運営にもその嗜好が色濃く反映されている。誤字脱字が嫌い。 「週刊アスキー」にて「ケータイが好き!」のコーナーを担当中。
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