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第12回 携帯電話を使った収益拡大の方程式比較的収益を上げやすい広告掲載型導入までの手続きが簡単で、比較的収益を上げやすいのは3の広告掲載のパターンです。携帯電話向けの広告を専門に扱う代理店はたくさん存在し、主に「クリック保証型(バナーやテキスト広告が1回クリックされるごとに収益が発生)」「インプレッション保証型(バナーやテキスト広告の表示回数によって収益が発生)」「アフィリエイト型(バナーやテキスト広告を通して物販や会員登録などが行われると収益が発生)」などのプログラムが用意されています。 代理店による簡単な審査はありますが、公序良俗に反しないホームページであれば、だいたいは審査を通過することができるはずです。最近はパソコン向けと同様、携帯電話向けでも「アフィリエイト型」の広告が活発で、大手のリンクシェアやAmazon.co.jpなど、パソコン向けでおなじみのサービスが提供されています。 4のコンテンツをほかのホームページに販売する方法は急にハードルが高くなる感は否めませんが、徐々に広がりを見せている方法です。 携帯電話業界はこれまで月額課金をもとにしたビジネスモデルが主流でしたが、市場全体の契約者数が頭打ちになる日がそう遠くない将来に迫っていることから、広告をもとにしたビジネスモデルに転換する動きが出てきています。そのため、より広範な閲覧者を確保するべく、これまで単一のコンテンツ(画像、着信音、テキストなど)を核としていたホームページが、複数のコンテンツを保有してポータル化する方向にシフトし始めており、そこに個人が保有しているコンテンツを販売する余地が生まれたわけです。 コンテンツ販売は安定した収益が期待できる具体的に私が運営するNarinari.comでは、毎日更新されるニュースコラムをほかの携帯電話向けホームページを運営する会社に販売し、収益を上げています。個別に企業相手に交渉をする必要がありますが、契約さえ結んでしまえば広告よりも安定した収益が期待できるというメリットもあります。 Narinari.com以外の事例としては、最近はケータイ小説やコラムを販売している人が増加する傾向にあるようです。 もし、パソコン向けのホームページですでに物販をしているならば、携帯電話向けのホームページで物販をしてみるのも良いかもしれません。まだモバイルコマース市場は大きいとは言えませんが、たびたび「急成長」「急拡大」との調査結果が公表されていることからも、今後ますます大きな市場になることは間違いありません。 すぐに収益を上げることは難しいかもしれませんが、来るべきモバイルコマース全盛の時代に備えて準備をしておくことは大切なことでしょう。 パソコン向けのホームページのアクセスを伸ばし、収益も上げられる可能性を秘めた携帯電話向けのホームページ。まずはチャレンジしてみてはいかがでしょうか。 池田豪彦
Narinari.comの代表。大学4年の ときにNarinari.comを開設し、デジタルハリウッド、フリー、Yahoo! JAPANを経て、再びフリーで活動。Yahoo! トピックスでの経験を活かしながら、Narinari.comの運営に勤しむ。毎日更新が信条のため、一日たりとも家を空けることができず、旅行などに行 けないのが悩み。食べることがとにかく好きな食いしん坊のため、Narinari.comの運営にもその嗜好が色濃く反映されている。誤字脱字が嫌い。 「週刊アスキー」にて「ケータイが好き!」のコーナーを担当中。
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