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第8回 ホームページを攻撃的な書き込みから守る方策とは?(2005/07/20 池田豪彦=Narinari.com代表)
前回は、ホームページでビジネスを展開する上での障害となりうる、悪意ある読者を排除するひとつの方法として、「掲示板やブログのコメント欄を閉じる」という提案をしました。しかし、現在すでにサービスを提供していて、簡単に閉じることができない事情を抱えている場合はどうしたら良いでしょうか。悪意ある読者を引き寄せてしまうホームページによくあるパターンを見ながら、対処方法を考えていくことにしましょう。 「常に運営者が監視している」という雰囲気を漂わせるまず、想像してみてください。悪意ある読者の書き込みに悩まされているホームページのパターンには、どのようなものがあるのでしょうか。簡単に思い浮かぶのは、言葉遣いが荒かったり、他者を誹謗中傷するような、「攻撃的」な内容が含まれたホームページですが、これらはビジネスを行うホームページでは有り得ないという前提に立って考えます。その上でまず考えつくのは、更新頻度の低いホームページ。「更新頻度が低い=運営者が留守にしがち」と見られるため、悪意ある読者に引き寄せやすい環境と言えそうです。 掲示板やブログのコメント欄に悪意ある書き込みを発見したら、直ちに削除するのはホームページを運営していく上での鉄則ですが、それ以前に、「常に運営者が監視している」という雰囲気をホームページ全体に漂わせておくことは大きな予防策となります。これは、読者に「いつ書き込みをしても、運営者の目があるので、悪意ある書き込みはすぐに消される」という意識を植え付けることができるからです。削除されることが分かっていて、果敢に悪意ある書き込みをしようとする読者はそれほど多くはないでしょう。実際に書き込む作業をしているのは人間です。徒労感を与え続ければ、いずれ去っていくのは間違いありません。 全自動更新コンテンツが大きな予防策ただ、現実問題として、運営者が24時間ホームページに張り付いているというのは難しいかもしれません。でも、24時間張り付いているように「見える」方法はあります。それは単純なこと。人間の手によって更新されるコンテンツのほかに、なにか全自動で更新されるコンテンツを用意し、ホームページ上で常に何らかの情報が更新されている状態を保てば良いのです。読者にはどの部分が手更新なのか、全自動更新なのか見分けが付きにくいように上手く組み合わせれば、24時間、誰かがホームページの裏側で作業をしている(=常に監視している)ように見えるわけです。 私が運営するNarinari.comでは「掲示板を閉じる」という方法を実践しているので、現在は全自動更新のコンテンツはあえて外してありますが、かつて掲示板を設置していた時には、やはり全自動更新コンテンツが大きな予防策として活躍してくれました。導入前と導入後では、明らかに後者のほうが悪意ある書き込みの数が減少したのです。掲示板管理に割く労力が浮いた分、その後のホームページ運営が楽になったのは言うまでもありません。 next:文章の出来が悪いと、悪意ある読者の格好の餌食に…
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