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第7回 読者との上手な付き合い方を考えよう(2005/07/05 池田豪彦=Narinari.com代表)
ホームページを運営していく上で、必ず考えて行かなければいけないのが読者との付き合い方。言い方を変えれば、どの程度の距離感を保ちながら、読者の期待に応えていくかということを常に考えていかなければなりません。ホームページは定期的に訪問してくれる読者がいるからこそ、そこにビジネスが成り立つのは確かです。でも、時として読者との距離が近すぎることが運営の妨げになることもあります。私が運営するNarinari.comの経験をもとに、どのようなバランスで読者との距離感を保てば良いのかを考えていくことにしましょう。 悪意ある読者は必ず存在し、排除することはできない実社会がそうであるように、ネットの世界も良心的な人たちだけで構成されているわけではありません。自分のホームページを訪問してくれる読者が、「ファンです」「いつも楽しみにしています」という好意的な読者だけなら問題ありませんが、自分が想定していなかったような、悪意ある読者が攻撃を仕掛けてくることがあります。それは掲示板やブログのコメント欄への「荒らし」書き込みであったり、誹謗中傷のメールだったり。ケースはさまざまですが、ホームページを運営していく以上、決して避けては通ることができない試練でもあります。 「嫌ならホームページを見なければ良いじゃないか」。悪意ある攻撃を受けた場合、運営者の多くはそう感じるはずです。なぜなら、それがビジネスのホームページであれ、趣味のホームページであれ、運営者は「読者の役に立ちたい」「読者に楽しみを与えたい」との、読者に対する好意的な感情を少なからず持っているからです。それが悪意ある読者によって裏切られたとき、運営者は精神的なダメージを受けることは想像に難くないでしょう。 悪意ある読者は排除して、好意的な読者だけ集めたい……というのが理想なのは間違いありませんが、残念ながらそうした読者の選別をする術が存在しないのがネットの現状です。つまり、ホームページを運営していく以上、「悪意ある読者は必ず存在し、排除することはできない」との前提に立たねばなりません。そして理想を追い求めるよりも、いかにして悪意ある読者が訪問してくる確率を下げるか、ということを考えたほうが建設的と言えるでしょう。 具体的な方法を考えてみます。悪意ある読者の代表的な例は、やはり掲示板などに現れる「荒らし」行為をする読者。匿名性の高いネットであるがゆえに、好き勝手暴れた末に去って行くという突発型の読者に加え、常に言葉遣いの荒い、粘着質な読者も「荒らし」タイプと言えるでしょう。そんな負のパワーが満載の「荒らし」に遭った経験を持つホームページ運営者は多いはずです。 「荒らし」がやって来ると、掲示板やブログのコメント欄の雰囲気が悪くなり、それまで好意的に書き込みをしてくれていた読者や、好意的にホームページを訪問してくれていた読者に寒々しい思いをさせることなります。一度や二度ならともかく、継続的に「荒らし」に遭うようになったら、せっかくアクセスを伸ばすために努力してきたことが無駄になる可能性も否定できません。 next:コメント欄を機能を使わないという選択も…
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