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「ブログ・セキュリティ」の現状

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(2006/01/30 小杉 聖一=NECソフト株式会社)

ブラウザから記事を投稿し,自分のWebページを簡単に作成できるサービス「ブログ」のユーザー数が増えている。個人ユースにとどまらず,企業内でグループウエアのように使うケースも増えている。筆者もプライベートでブログを利用している。今回の記事では,ブログのセキュリティについて考えてみたい。

ブログを狙うスパムが急増

ブログを利用している方であれば経験したことがあると思うが,新たな記事を投稿すると,記事とは全く関係のないコメントやトラックバックが付けられることがある。ブログ版スパムである。スパム・メールと同様に,“怪しげな”Webサイトへ誘導しようとするものが少なくない。

最近では,“コメント・スパム”が大量に送られてくる場合もある。このようなケースでは,コメント・スパムがブログ・サイトへ与える影響は小さくない。サービス全体のパフォーマンスを著しく低下させて,多くのユーザーに影響を与える。コメント・スパムを送信していたあるユーザーは,運営していたブログ・ページをサービス事業者によって閉鎖させられた。

ブログの現状を見ると,ちょうど「スパムが問題視され始めたころのメールの状況」にとても似ているように筆者には思える。ブログは昨年からユーザーが増えている新しいサービス。スパム対策機能を備えるブログ・システムもあるが,機能的には不十分といえるだろう。

メールのスパム対策製品/ソリューションが時間をかけて成熟してきたように,ブログのスパム対策についても,今後は機能強化が進むと考えられる。

例えば最近では,ブログ管理者が承認しないコメントやトラックバックは公開しない機能を実装しているサービスもある。スパム送信者としては公開されなければ意味はない。このためこういった機能は,スパムの軽減にある程度効果があるだろう。 [全文]

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