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マイクロソフトがウイルス削除ツールの新版,ボット「Bofra」などに対応(2006/01/11)
マイクロソフトは1月11日,ウイルスなどを駆除する「悪意のあるソフトウエアの削除ツール」の新版バージョン1.12をリリースした。新版ではボットの一種である「Bofra」や「Maslan」,「Partie」に対応。同ツールは「Microsoft Update」などから利用できる。 同ツールは,パソコンに感染し動作しているウイルス(悪質なプログラム)を検出し,そのプロセスを停止する。同時に,ハード・ディスク上のウイルス・ファイルを削除する。動作していないウイルス(ハード・ディスクに保存されているだけのウイルス)などは検出できない。また,ウイルスが実行されるのを食い止める機能もない。 同ツールはセキュリティ情報の月例公開日である毎月第2火曜日(米国時間)にバージョンアップされ,検出できるウイルス数を増やしている。今回公開されたバージョン1.12では,新たに「Bofra」や「Maslan」,「Partie」(いずれも変種を含む)を検出できるようになった。 BofraはWebサーバー機能を持つウイルス(ワーム)。TCPポート1639番でアクセスを待ち受け,「reactor」という文字列を含むURLリクエストを送信してきたユーザーに自分自身(実行形式ファイル)を送信する(ダウンロードさせる)。そのファイルを実行すると,Bofraに感染することになる。 加えてBofraは,感染パソコンに保存されているメール・アドレスを収集し,そのアドレスあてに「reactor」を含むURL(リンク)を記したメールを送信する。そのメールの受信者がリンクをクリックすると,Bofraがダウンロードされることになる。 さらにBofraはボットの機能を持つ。実行されると特定のIRCサーバーへ接続して攻撃者からの命令を待つ。そして,攻撃者の命令どおりに振舞う。具体的には,スパム(迷惑メール)の送信やDDoS(分散サービス妨害)攻撃の踏み台などに悪用される可能性がある。 [全文]
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