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キャンペーンでの効果的なキャラクター活用法

(2005/07/22 苗村 章夫=エイガアルライツ取締役プロデューサー)

今年もペプシコーラの「スター・ウォーズ」キャンペーンが始まりました。特に今回の「エピソード3」はシリーズ最後のキャンペーンということもあり、映画の公開に合わせ過去最大規模で行なわれています。

通常映画の公開は競合作品との調整で間際までその日程が決まらないケースが多いのですが、スター・ウォーズのような大作ではそのような心配がありません。このためメーカーは需要拡大気に思い切ったキャンペーンを行なうことができるのです。

キャンペーンの成功は映画の興行や他の商品の販売にも良い結果をもたらし相互の好循環が図られますが、ライツホルダーから見ればスター・ウォーズはまさにライツビジネスの理想形ということができます。

キャンペーンにおけるライツの利用基準とは?

このような好循環を作るためにはライツと商品の相性が良いことが条件になります。ではこれが清涼飲料ではなくビールや酎ハイなどのアルコール飲料だったらキャンペーンは成立したでしょうか。

多くのライツホルダーはアルコール飲料のように「不特定多数の人が購入できる環境で販売される成人向け商品のキャンペーン利用には慎重に対応する」ので、おそらく成立しなかったであろうと思います。またメーカーにとっても利用しようとするキャラクターの支持年齢層が低い場合、未成年者へアルコール飲料を勧めることにもなりかねず、ライツの好ましい利用方法とは言えなくなってしまいます。

特にアメリカの企業が管理するライツは、例えそれがアメリカ国外で利用される場合でもアルコール飲料のキャンペーンには使用できないケースが多いようです。タバコを含む喫煙具に関するキャンペーンが同様に扱われていることは皆様ご存知の通りです。 [全文]

苗村 章夫
株式会社エイガアルライツ取締役プロデューサー。
1956年神奈川県生まれ。青山学院大学経済学部卒。80年サンリオ入社。百貨店・量販店などの一般流通営業に携った後、特販チームにてコンビニエンスストア向けオリジナル商品の企画・開発・販売を統括。96年以降は『スパイダーマン』『ピンクパンサー』などアメリカメジャースタジオ系の映画プロパティを利用した営業プロデュース及び著作権管理業務に携わる。2003年エイガアルライツ立ち上げに参画。現在は『コブラ』を始めとする漫画家寺沢武一の著作物を利用した出版や商品化、映像化などのプロデュースと著作権管理業務を手がけている。
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