![]() |
|
|
|
緩やかに広がる“コスプレ”マーケット(2005/07/07 苗村 章夫=エイガアルライツ取締役プロデューサー)
“コスプレ”、このきわめてマニア志向の強いマーケットは、今、緩やかにではありますがそのビジネス領域を広げつつあります。従来からのコスチューム販売とマニア交流の場であるイベント運営に加え、人が主役であるコスプレビジネスの特徴を最大限に生かしたメディア機能を構築することを目指してします。 人気キャラクターのコスチュームが一般に流通コスプレとはコスチューム・プレイの略で、コスプレイヤー(コスプレをする人)がマンガやアニメ・ゲームに登場するキャラクターの衣装を身に付けキャラクターになりきり、その姿をイベントなどで披露することを指します。コスプレイベントで記念撮影をする様子がメディアで紹介されるのをご覧になった方も多いと思います。 コスプレと同意語で仮装という言葉がありますが、コスプレの場合は好きなキャラクターになりきり決めポーズなどを見せるプレイの要素が強いところ、またその様子を披露するイベントにエンタテインメント性の強いところなどが、コスチュームを装うだけの仮装とは趣を異にするところです。 なりきるということでは学芸会がよりコスプレに近いかもしれません。アメリカのコスプレイベントでは参加者はキャラクターの決めポーズを見せる以外にも好きなアニメのシーンをキャラクターになりきり再現したり、コントをしたりするなど一人一芸を披露しますが、この学芸会的なりきり感こそが仮装とは違うコスプレのコスプレたる由縁なのです。 本来は好きなキャラクターへの愛情を表現するマニアの趣味であったコスプレですが、最近では人気キャラクターのコスチュームが既製品として購入できること、そして参加できるイベントやパーティーが増えたことなどにより一般層へ拡がりを見せています。また「愛・地球博」では日本マンガやアニメなどのキャラクターを利用した「世界コスプレサミット(テレビ愛知主催)」が開催されるなど、コスプレは日本の文化として世界へ向けても拡がりつつあります。 [全文]
苗村 章夫
株式会社エイガアルライツ取締役プロデューサー。 1956年神奈川県生まれ。青山学院大学経済学部卒。80年サンリオ入社。百貨店・量販店などの一般流通営業に携った後、特販チームにてコンビニエンスストア向けオリジナル商品の企画・開発・販売を統括。96年以降は『スパイダーマン』『ピンクパンサー』などアメリカメジャースタジオ系の映画プロパティを利用した営業プロデュース及び著作権管理業務に携わる。2003年エイガアルライツ立ち上げに参画。現在は『コブラ』を始めとする漫画家寺沢武一の著作物を利用した出版や商品化、映像化などのプロデュースと著作権管理業務を手がけている。
|
ネットビジネスTODAYをご愛読いただき誠にありがとうございます。当サイトは2006年4月からはnikkeibp.jpのビジネススタイル面(http://nikkeibp.jp/style/biz/)に統合させていただくことになりました。4月以降も継続する連載コラムは、ビジネススタイル面でお読みいただけますので、引き続きよろしくお願いいたします。 |
|