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ライツビジネスはどこにでもある(2005/05/20 苗村 章夫=エイガアルライツ取締役プロデューサー)
前回までのコラムでは私たちのビジネスを例にとり、ライツビジネスについて現場の視点からコメントをしてきました。今回からはメインテーマである「ライツビジネスはどこにでもある」の観点にたち新聞、テレビ、ネットなどで報道される時事的な事例を織り混ぜながらビジネス全体にまつわるお話しをして行きたいと思います。 ゲームソフト・玩具業界の統合で拡大するライツビジネスゴールデンウィーク最中の5月2日、日本経済新聞にバンダイとナムコが経営統合し、国内ゲームソフト・玩具メーカー連結売上高第2位となるバンダイナムコホールディングスが誕生するとの記事が掲載されました。そして13日にはタカラとトミーが経営統合に向けての調整に入ったとの記事が同紙に掲載され、わずか2週間の間に業界の順位が目まぐるしく変わることになりました。 タカラとトミーの橋渡しをしたのはタカラの筆頭株主になった携帯情報配信企業のインデックスと言われていています。ライツのマルチユースを進めるためには多くの販売チャネルを持つ企業が有利になるので、今後もさらなる企業統合が行なわれると思います。まずは今回のケースのように、比較的利用方法がはっきりし、収益が見込めるITとの融合が先行すると思われます。そしてさらにはライツの利用に積極的なエンターテインメント産業との融合が進むのではないでしょうか。 事実、あるパチスロ・パチンコ関連企業は、現在のライツを利用する側から、ライツを供給するプロバイダーになることを目指しています。そこで今期の事業方針として、ゲーム、出版、映画、アニメ、音楽、キャラクターグッズを収益の柱とするライツプロデュースを進めることを明快にうたっています。 [全文]
苗村 章夫
株式会社エイガアルライツ取締役プロデューサー。 1956年神奈川県生まれ。青山学院大学経済学部卒。80年サンリオ入社。百貨店・量販店などの一般流通営業に携った後、特販チームにてコンビニエンスストア向けオリジナル商品の企画・開発・販売を統括。96年以降は『スパイダーマン』『ピンクパンサー』などアメリカメジャースタジオ系の映画プロパティを利用した営業プロデュース及び著作権管理業務に携わる。2003年エイガアルライツ立ち上げに参画。現在は『コブラ』を始めとする漫画家寺沢武一の著作物を利用した出版や商品化、映像化などのプロデュースと著作権管理業務を手がけている。
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