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求む、パートナー(2005/12/05 写真と文:三井 公一=サスラウ)
![]() カメラ:Panasonic LUMIX FZ5
12月2日、米QUALCOMM社は子会社MediaFLO USA Inc.とVerizon Wireless社と共に、「MediaFLO」技術によるモバイル・リアルタイムTV配信サービスを全米で開始することを発表した。 「MediaFLO」は700MHz帯を使った携帯電話端末向けのリアルタイムTV放送および蓄積型クリップキャストのマルチメディア配信サービス。 FLO とは「Forward Link Only」、つまり下り方向のみの通信のことで、携帯電話端末専用に開発されたため端末のバッテリー消費を抑え、電波の効率的な利用ができることで注目されている。 リアルタイムと蓄積型のコンテンツなので番組の性格に合わせた配信が可能。視聴者は端末に番組をダウンロードして楽しむこともできる。また視聴者管理など双方向通信の部分はCDMA2000やWCDMAのネットワークを使用して行うなど、放送と通信がうまく融合した形となっている。 米国ではQUALCOMM社がオークションで周波数帯を獲得しサービスインを来秋に控えているが、ワンセグやモバHO!が先行する日本の場合はどうだろうか。 11月30日に東京秋葉原で行われたmobidec 2005での講演で、クアルコムジャパン取締役会長の松本徹三氏は「2012年のUHF帯再編でMediaFLOに電波を割り当ててもらいたい」と語った。「ワンセグは通信事業者に利益を生まないし、日本独自仕様となる端末は高価になる」と続けた。 しかし外国企業となる同社には放送法による規制があり放送事業に乗り出すのは難しいという。そこで最後に松本氏は「MediaFLOは周波数の利用効率がいいので絶対に勝てる。どこかの企業が手を挙げてやってくれるものと信じている」と放送局にラブコールを送った。 (写真は秋葉原で開催のmobidec 2005で講演するクアルコムジャ パン会長 松本徹三氏)
三井 公一
フォトグラファー。有限会社サスラウ、サスラウ・インコーポレイテッド代表。 在学中よりスポーツ新聞や写真週刊誌の撮影に従事。朝日新聞社出版写真部を経てフリーに。Macと出会う。 日産自動車のウェブサイト「羅針盤」の制作に参加し、ルマン24時間レースやウェブマガジンなど写真やビデオ映像を使用したコンテンツに関わる。 現在、有限会社サスラウとサスラウ・インコーポレイテッド代表。www.sasurau.com
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