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ゲリラ雨に備えよ(2005/09/05 写真と文:三井 公一=サスラウ)
![]() カメラ:Nikon COOLPIX S1
9月4日の夕方から5日にかけて東京都内は局地的な豪雨に見舞われた。世田谷や杉並などで1時間に100ミリを超す雨を記録し、神田川や妙正寺川などが氾濫した。接近中の台風14号から暖かく湿った空気が関東上空に流れ込んだために、大気の状態が不安定になって大雨を降らせたらしい。 各地で被害が出た。小田急線は川崎市内で線路が冠水し電車の運行を見合わせた。杉並区や練馬区では一部で停電、関越道練馬インターチェンジは出口付近の道路冠水により閉鎖された。世田谷区鎌田でも道路が冠水し(写真)、地上1階地下1階のスーパーでは地下部分が完全に水没した。「地下の商品は全滅。明朝からは1階のみの部分営業か完全休業か決めかねている」と店主は話した。 備えを万全にするために、ゲリラ的豪雨や河川の氾濫などの情報はどうやって入手すればよいのか?東京の場合、ほぼリアルタイムの降雨情報が東京都下水道局の「東京アメッシュ」でチェックできる。都内を中心に設置された86台の地上雨量計と2つのレーダー基地局で観測されたデータを解析し、10分ごとに雨の強弱が更新される仕組みだ。強い雨の接近が視覚的にわかるので便利だ。東京電力の「雨量・雷観測情報」では関東甲信越地方の雨量と雷雲発生状況、落雷状況を知ることができる。多摩川や鶴見川などの水位情報は京浜河川事務所のウェブサイトで雨量の数値データと共にライブカメラによる映像が確認可能だ。 ソーシャルネットワークのコミュニティでも活発に情報交換された。mixiでは「雨、大丈夫ですか?」「大雨!」などのトピックが地域コミュニティに作られ、テレビやウェブサイトのニュースでは報道されない、狭く細かい地域の状況が伝えられた。 有料の災害情報サービスもいろいろ立ち上がってきたが、無料で入手できる情報もまだまだたくさんある。中には携帯電話対応のサービスもあるので、外出先や PC を利用できない環境の場合でも利用が可能だ。 諦めずに情報を集め的確に行動することで、被害を少なくしたり安全に帰宅できたりすることに繋がるだろう。今後も台風の接近によって天候 が不安定になると予想されるので引き続きご注意を
三井 公一
フォトグラファー。有限会社サスラウ、サスラウ・インコーポレイテッド代表。 在学中よりスポーツ新聞や写真週刊誌の撮影に従事。朝日新聞社出版写真部を経てフリーに。Macと出会う。 日産自動車のウェブサイト「羅針盤」の制作に参加し、ルマン24時間レースやウェブマガジンなど写真やビデオ映像を使用したコンテンツに関わる。 現在、有限会社サスラウとサスラウ・インコーポレイテッド代表。www.sasurau.com
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