(2006/01/24 高橋 秀和=日経コミュニケーション)
米グーグルは2006年1月17日(米国時間),同社の「Google Talk」がインスタント・メッセージング(IM)のプロトコル仕様「XMPP」に完全準拠したと発表した。XMPPは,米アップル・コンピュータのIMソフト「iChat」も採用。XMPP準拠のIMソフトはコンシューマ市場を中心にダウンロード数を伸ばしている。グーグルは当初からXMPPを採用し,拡張仕様の策定を主導してきた。今回の声明で,米マイクロソフトや米IBMなどが採用するIMプロトコル「SIMPLE」との間にある相互接続性の“壁”に揺さぶりをかけた格好だ。
XMPPは,米ジャバーが開発したIMソフト「Jabber」のプロトコルを拡張したもの。在席確認やメッセージの交換規約といった基本仕様をやインターネットの標準を策定するIETF(Internet Engineering Task Force)がRFC3920~3923として標準化した。現在は非営利団体のJabber Software Foundationがオープンソースの形態で開発を継続。2005年12月には,ピア・ツー・ピア(P2P)形式の通信や音声のやり取りの手法を定めた拡張仕様をGoogle Talkの実装をベースに策定した。
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