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検索業界に殴り込みかけるAsk.jp 「3年以内にシェア25%、検索業界第2位を目指す」――塩川博孝 アスク ジーブス ジャパン社長兼CEO(05/06/21 取材・文=橋本雄一)
今年2月15日には一般向けWeb検索サイト「Ask.jp」の本サービス提供を開始したアスク ジーブス ジャパンは、アスク ジーブス インクの日本法人として2000年9月にトランスコスモスとの合弁で設立された会社だ。テレビCMを大々的に流し、激戦区の検索業界に殴り込みをかける。「Yahoo!でもGoogleでもない、人にやさしい第3の検索サイトを目指す」と意気込む社長兼CEOの塩川博孝氏に同サイトの特徴、今後の展開などを聞いた。 ![]() 【プロフィール】塩川 博孝(しおかわ ひろたか)
大学卒業後、日本航空に勤務。米国ダートマス大学にてMBA取得後、米系大手通信会社の経営企画のマネージメント職、米系大手広告代理店のブランドマネージメント職等を歴任。1995年にインタラクティブ・マーケティングの子会社を設立して代表取締役社長に就任し、3年後の黒字化を達成する。2000年以降、複数のベンチャー企業のトップマネージメント職を歴任し、現職に至る。
―検索サイト「Ask.jp」の特徴は? 「Ask.jp」はアスク ジーブス インクが米国と英国で展開している検索サイト「Ask.com」「Ask.co.uk」の日本語版サービスで、「Teoma(テオマ)」と呼ばれる検索エンジンを日本語環境向けに最適化して構築されています。検索サイトとしては後発ですが、それだけに使い勝手を考えた、さまざまな特徴を備えています。 Teomaは「Subject Specific Popularity(SSP)」という独自のアルゴリズムを採用し、精度の高い検索結果を提供します。同じキーワードで検索サイト「Google」で検索すると、ヒット数は少ない場合があるかもしれませんが、その分、精度の高い情報を迅速に入手できます。そのほか、カテゴリーを選んでキーワードを入力するだけで知りたい情報をダイレクトに表示する「一発検索」、検索結果の中からさらに情報を絞り込むための補助機能「さらに絞り込む」、検索キーワードの関連情報のリンク集を表示する「おすすめリンク集」などの機能を提供しています。 独自のアルゴリズムで有用性の高い情報を提供―検索の精度が高いとのことですが、それはなぜですか? GoogleではWebページの有用性の判定に「PageRank」という方式を用いています。PageRankは重要度の高い情報はそれだけ多くのサイトからリンクが張られているとの解釈から、リンク数をサイトの有用性を判断する指標にしています。SSPの考え方も基本的にこれと同じですが、リンクの重み付けに対する考え方が異なります。例えば、音楽に関する情報を検索した場合、PageRankの考え方では、音楽とは違う情報を扱っているサイトからのリンクでも、リンク数が多ければ、有用性が高いと判断される場合があります。 これに対し、SSPでは音楽関連のサイトを対象に有用性を判断します。具体的には、検索キーワードと関連の高い情報を扱うサイトを、いくつかの集合体に分類し、その中でリンクの重み付けをしていくのです。そのため、音楽に関連した情報を扱うサイトから高く評価されているサイトのほうが有用性が高くなり、ユーザーが知りたいと思っている情報が上位に表示される仕組みです。先ほど申し上げたように、ヒット数は少なくても、精度の高い情報を入手できるのはこのためです。 next:手間のかからない簡便な検索サイトを実現…
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