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「小さな組織の未来学」について

いわゆる「大企業」では、手続きや根回し・制度の維持等が目的化し、エネルギーの大半をそこに投入せざるを得なくなるため、その猛烈な働き方に相応しいアウトプットは外からは見えにくいものになっていきます。そして、過去から蓄積されたブランドエクイティや潤沢なキャッシュフローをベースにしたマーケティング活動が業務上の主役になってしまうことで、そこで働く人の気配や個性・活気というものは少しずつ消されていきます。

一方、課題先進国であり、成長の限界が明確に見えてきた日本が再生されるためには、これまでとは異なる実質的な働き方と成果が必要です。この時主役に躍り出るのは「イノベーションのジレンマ」に囚われる必要のない「小さな組織」ではないでしょうか。機動力(Mobility)、素早い意思決定(Decision-making)、予期せぬ個性の出現を活かす環境(Personality)、適切な方向転換(Pivot)、狭い範囲ではあるけれど共感できるカリスマ性(Charismatic)等々、小さな組織が持っているその特性が集積・接続されることでこそ日本は再構築され、次のステージに上がることができるのです。

この「小さな組織の未来学」はそのような中小企業経営者を中心とした小さな組織のオーナーやリーダー、あるいは小さなグループとして再出発を目指す企業に勤務する皆様にこそ役立つ深堀りした経営情報を届ける新しいメディアです。組織が様々な壁を乗り越えるための要諦である「仮説設定」や「ノウハウの共有・一般法則化」を、具体的な人物のインタビューや事例研究などから紐解いた経営に役に立つコンテンツとしてお届けします。何万何十万の中小組織が実践的に活用できる共有の「情報デスク」、あるいは未来に向けて開かれたもう一つの「経営戦略室」として、ユーザー同士が切磋琢磨しながら役立てて頂ける場として機能したいという狙いもあります。そのために、多くの著者の皆さまの力をお借りして、なるべく科学的かつ論理的な論考と実践を進めていきます。

  1. 学知は日々の経営に具体的につなげることができる
  2. より理に適う方法が必ず発見できる
  3. 正しい方法はシンプルで、使いやすい断片として語ることができる
  4. 効果は数字で表現可能であり、その数字を向上させることができる
  5. 中小企業経営は実はカッコイイことであり、誇れることである
  6. 個々の企業の経営目標は、より大きくて正しい目標に収斂される
  7. すべての情報には経営資材が詰まっているが、それを取捨するときに躊躇しない
  8. モノや道具にはモノや道具以上の意味がある
  9. 自分の役割を把握し全うしたとき、その役割以上のものになれる

以上が、編集のテーゼとなります。