「不確実な未来」にどう対峙すべきか。

 10年後の未来を見通したうえで戦略立案に臨みたい。それは、経営企画や事業開発に携わる皆さんに共通する思いでしょう。「未来は正確には予測不可能、しかし、先の見えない大海原を進んで行くため、待ちかまえる異変やそれに伴うリスクを事前に察知し、その発生可能性に応じた準備をすることは可能」。私たちはこう考えます。
 不確実性が高い事象は、企業にとってチャンスであり、リスクでもあります。ですから、事業開発に取り組む際には、これらの事象の影響に対応するため、様々な戦略オプションを作成する必要があります。
 このたび日本限定でお届けする英文レポート「未来技術展望」シリーズは、米SBI (Strategic Business Insights)の経験とグローバルな視点から生まれた会員制情報コンサルティングサービスの中核コンテンツです。これまでに先進各国の主要な先端企業や公的機関に導入され、戦略ツールとして活用されてきました。その特徴は、シリーズ全てが同じ様式で編纂されていることです。各技術の論点を素早く理解して業務遂行にあたることを要求される担当者に対して、「事業化に影響を及ぼす社会的な要因」「不確実性がビジネス環境に与えるインパクト」「市場の発展可能性」などを、使用単語を制限したグローバル対応の簡潔な英語で、順序立てて解説しています。
 レポートを構成する5つのセクションでは、アナリストが考察した結果を見やすいチャート形式でまとめています。このチャートは、重要な課題を直感的に理解してもらうことを可能にし、プロジェクトメンバーによるディスカッションを効果的にするためのツールとしても活用できるものです。単なる市場予測や技術の進化予測とは異なる、世界の先端企業を魅了し続けてきた本レポートを、ぜひ皆さんのお手元に置いていただけますよう願っております。

Strategic Business InsightsCEO William Guns

2016年11月 英語版10タイトル同時発刊※クリックで各レポートページに移動します。

  • スマートホーム Connected Homes スマートホームのアプリケーションは爆発的拡大の気配を漂わせている。解決すべき技術的課題や産業的課題、市場の進展を考察する。
  • コネクテッド・カー Connected Cars コネクテッド・カーの技術は様々なアプリケーション市場を創出しつつある。技術的課題と規制動向を踏まえ、新たな事業機会を予測する。
  • ナノエレクトロニクス Nanoelectronics ナノエレクトロニクスによってコンピューティングの世界に革命が起きる可能性がある。不確実要因と発展可能性を考察する。
  • バイオ触媒 Biocatalysis バイオ触媒は、次世代の工業用触媒として期待が高まっている。応用分野を念頭に置きながら、技術革新と新たな事業機会を考察する。
  • 医療用材料 Biomaterials 近年、医療用材料の応用範囲が広がっている。開発費や医療費の拡大などの課題を踏まえながら、市場展開の行方、事業機会を分析する。
  • バイオセンサー Biosensors 高速かつ高精度に検知するバイオセンサーが分析・測定技術分野に広がり始めている。今後の開発見通し、市場の発展について考察する。
  • ビッグデータ Big Data  長期的にはビッグデータ技術は意思決定の自動化を実現する可能性がある。オーダメイド医療、画像認識など新たな事業機会を考察する。
  • ロボティクス Robotics ロボット技術が作り出す未来は、まだまだ予測できない要素が多い。不確実要因を踏まえながら、将来展望に関して詳細な考察を加える。
  • モバイル通信 Mobile Communications IoT時代では、モバイルデバイスが重要な情報ハブとして組み込まれる。今後の技術ロードマップ、新たなアプリケーション展開を予測する
  • ユーザーインタフェース User Interfaces ユーザーインタフェースは、ユーザーと技術の間接点である。要素技術、サービスの動向を整理しながら、技術進化と事業機会を考察する。

SBIは米SRI International(旧スタンフォード研究所)をスピンオフした戦略ファームです。

 1946年、米スタンフォード大学の付属研究所Stanford Research Institute(SRI)が設立されました。SRIは、受託研究・開発のみならず、技術マネジメントに関連するコンサルティングを通して、世界の企業や政府・公共団体等の業務を支援してきました。技術開発の成果はビデオテープの基本録画技術、パソコン用マウスの発明、インターネットの基となるARPANETの開発、抗マラリア新薬など多岐にわたり、現代社会を支える多くの基盤技術を生み出してきました。
 2001年、SRIのスピンオフ企業として幅広い情報サービスとコンサルティング機能を兼ね備えた「SRIコンサルティング・ビジネスインテリジェンス」が発足、2009年に社名をStrategic Business Insightsに変更して現在に至っています。


SBIのクライアント企業

先進各国に本拠を持つ、Fortune100の自動車および自動車部品、総合化学、農機・建機、航空機、電気電子の先端技術企業や米国金融大手など、各産業上位企業に加え、EUを含む日米欧中央政府組織をクライアントとして有しています。特に米国政府に対しては、海洋気象庁(NOAA)の未来シナリオ作成や、国家情報会議(NIC)の Global Trends (2025年版、2030年版)の重要技術分野の特定など、様々な協力を行っています。


技術の全体像を理解し、未来の不確実性と可能性を考察することで戦略を立案する。

「未来技術展望」の構成

「未来技術展望」シリーズは、①技術体系の全体像 ②事業化に影響を及ぼす外的要因 ③不確実性の考察と観察すべき領域④市場の発展可能性 ⑤製品・サービスの展開 の5つのセクションを通じて、技術商用化の過程にある不確実性と可能性を分析・考察することで、戦略オプション立案の手助けをします。

「未来技術展望」の活用事例(米国クライアント企業)

●市場拡大を楽観視する役員に対し、担当者が不確実要因の分析の必要を指摘する際に活用。
●新任の新規事業開発プロジェクト担当者が、短時間で市場構造と重要観察事項を捉える際に活用。
●自動運転車の開発担当者が、重要な外的要因である人工知能の開発状況を継続的に観察する際に活用。
●スマート化する製造業について報告を求められた役員参謀が、関連市場の包括的理解を進めるために活用。
●総合化学会社の戦略会議メンバーが、幅広い応用領域の可能性を議論する際の基礎資料として活用。

※クリックで詳細が表示されます。


REPORT LINE-UP※クリックで各レポートページに移動します。

  • 有機エレクトロニクス Organic Electronics 有機エレクトロニクスは、基本性能向上や耐久性・信頼性の課題解決で市場が開花する。技術の開発現状を踏まえ、事業機会を分析する。
  • スマート材料 Smart Materials スマート材料は、自動車、医療、食品、生活用品など幅広い産業に恩恵をもたらす。市場に与えるベネフィットなどについて分析する。
  • 高分子マトリックス複合材料 Polymer-Matrix Composites 高分子マトリックス複合材料は、自動車や航空機、鉄道車両などで利用が広がる。継続的な技術開発並びに応用展開の行方を追う。
  • エネルギー貯蔵 Energy Storage エネルギー貯蔵は、幅広い産業でイノベーションを生み出す。電池のほか、様々なエネルギー保存の技術開発と市場の進展を論じる。
  • 燃料電池 Fuel Cells 燃料電池は、携帯電源、リモート電源、オンサイト電源を狙った研究開発が盛んに行われている。技術進化と新たな事業展開を予測する。
  • 再生可能エネルギー技術 Renewable Energy Technologies 再生可能エネルギー技術は、経済発展と環境面のバランスを考慮した開発が重要である。今後の新たな事業機会の可能性について探る。
  • 人工知能 Artificial Intelligence 人工知能は、技術進化の行方を捉えた上で開発投資に臨むことが重要である。他の技術分野とのシナジー効果を想定し、未来を展望する。
  • パーベイシブ・コンピューティング Pervasive Computing パーベイシブ・コンピューティングは、今後も開発が進む。技術体系を整理し、不確実な要素を検証しながら、事業機会を考察する。
  • 3Dプリンティング 3D Printing 3Dプリンティングは、材料選択の幅が広がり、様々な業界で導入が進む。技術進化と新たな事業展開の可能性を分析予測する。
  • 携帯電子機器 Portable Electronic Devices 携帯電子機器は、ウエアラブル・デバイスの開発でさらに進化する。事業者間の競争、法規制を踏まえ、市場展開の行方を考察する。