特殊な有機物、無機物の存在をリアルタイムで、高速かつ高精度に検知するバイオセンサーが分析・測定技術分野に広がり始めている。その活躍の場は、患者の健康状態のモニタリングなどのヘルスケア分野を中心に、食品の品質管理、製薬、環境モニタリングに広がる。将来的には安全性評価や環境下の生物学的危険因子の測定などに大きな可能性を秘めているため、エレクトロニクス業界も参入の機会をうかがっており、技術横断的な協調が成果を生みつつある。今後バイオセンサーの安定性が向上や低価格化が進めば、市場が大きく拡大することは間違いないだろう。そのためにも、繰り返し耐性の改善や量産体制の構築は、当面の大きな課題と言える。ディップスティック検査など、競合技術の動きにも目が離せない。本分野では、将来の事業者間の開発競争の行方なども踏まえた上で、今後のバイオセンサーの開発見通し、アプリケーション市場の広がりなどについて考察する。


バイオセンサー 目次

はじめに
技術体系の全体像
事業化に影響を及ぼす外的要因
‒ 重要な需要要件
‒ 重要な課題
‒ 重要な関連技術
‒ 重要な競合技術
‒ 重要な資源
‒ 重要な標準や規制
不確実性の考察と観察すべき領域
■ 分子エレクトロニクス技術の進展
■ 固定化技術の進展
■ メンブレン技術の進展
■ 導電性ポリマー技術の進展
■ ナノ細孔技術の進展
■ ナノ技術、小型化技術、センサー機能の統合
■ モノクロナール抗体技術の進展
■ アプタセンサー技術の進展
■ タンパク工学の進展
■ 量子ドットの進展
■ 表面プラズモン共鳴利用の進展
■ マイクロ流体とMEMS技術の進展

■ 生体由来組織のバイオセンサーとしての利用
■ 極限環境微生物からの知見
■ バイオマーカーの発見
■ エピジェネティクスの進展
■ 生物学におけるビックデータ利用の進展
市場の発展可能性
■ 臨床現場即時検査(Point of Care)によるモニタリング
■ 革新的環境モニタリング
■ 食の品質と安全性の向上
■ バイオハッキングの高度化
製品・サービスの展開
■ ヘルスケア領域
‒ 業界構造
‒ 事業機会
■ 医薬品の開発、製造の領域
‒ 業界構造
‒ 事業機会
■ 食品製造、流通の領域
‒ 業界構造
‒ 事業機会
■ 環境モニタリングと国土安全保障の領域
‒ 業界構造
‒ 事業機会


バイオセンサー
Biosensors

■ 著者:Strategic Business Insights
■ 2016年11月16日発行
■ 英語版
■ A4判、約100ページ
■ 本体価格:300,000円+税
■ 発行:日経BP社

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