「見たこともない未来」がやってくる。

人口減少、超高齢化、都市集中、エネルギー安全保障、領土問題、異常気象、災害、サイバー社会と仮想現実…課題先進国としての日本は、これからどのような道を歩んで行くのか。
これまでの延長線上に未来がないことは確かであり、次世代のためにも発想の大きな転換と具体的な行動が必要である。本書は、国家長期ビジョン策定の勉強会で行われた日本を代表する知の巨人たちの講演を採録、現実と課題を踏まえ、未来の日本が進むべき方向をあぶりだす。



目次-INDEX

第1章

20人の”知“が描く「2030年の日本」

1.人類史の転換期における国家戦略 プラチナ社会へ向かう課題解決先進国
小宮山宏 (三菱総合研究所 理事長)

2.超高齢社会の課題と可能性 長寿・健康・経済を結ぶ
秋山弘子 (東京大学高齢社会総合研究機構 特任教授)

3.30年後の人と国土 人口減少社会と持続可能性
大西 隆 (豊橋技術科学大学 学長)

4.2050年へ向けた2030年の電源 再生可能エネルギーが一翼を担う
山田興一 (科学技術振興機構 低炭素社会戦略センター 副センター長)

5.ロボットは東大に入れるか ホワイトカラーが機械に仕事を奪われる
新井紀子 (国立情報学研究所 教授)

6.日本の海洋政策と国境の未来 挑戦的で充実した海洋国家をめざして
山田吉彦 (東海大学海洋学部 教授)

7.「極点社会」の到来 東京一極集中と地方自治体消滅の危機
増田寛也 (野村総合研究所 顧問)

8.公益資本主義と成長戦略 日本で新産業創出の仕組みを作れ
原 丈人 (アライアンス・フォーラム財団 代表理事)

9.超高齢社会における社会保障と財政のあり方 財政破綻を回避する改革シナリオ
武藤敏郎 (大和総研 理事長)

10.2030年、産業界はこうなる 日本企業は何で食っていくのか
川口盛之助 (盛之助 代表取締役社長)

11.掘り起こせ”日本の底力“ 日本人の付加価値を倍増
谷川史郎 (野村総合研究所 理事長)

12.2030年への視座 〜全体知を求めて〜 あるべき国家の枠組みを考える
寺島実郎 (日本総合研究所 理事長)

13.2030年宇宙の旅 〜日本の宇宙開発の展望 社会課題の解決手段となる航空宇宙技術
奥村直樹 (JAXA 理事長)

14.中東と中国、そして日本 〜エネルギーとシーレーン
複雑化する国際政治を乗り越え独自の安全保障をつかむ

山内昌之 (東京大学 名誉教授)

15.2030年の人間と社会と情報 サイバーがリアルになる時代の生き方
クロサカタツヤ (企 代表取締役)
庄司昌彦 (国際大学グローバル・コミュニケーション・センター 主任研究員)

16.三つの大逆転と里山資本主義 高齢化のトップランナーとして賢く老いる
藻谷浩介 (日本総合研究所 主席研究員)

17.iPS細胞研究の進展と再生医療・創薬のイノベーション高齢化社会の課題解決へ向けて
山中伸弥 (京都大学iPS細胞研究所 所長)

18.科学技術はどこへ向かうのか 持続的発展のためのイノベーション
野依良治 (理化学研究所 理事長)

19.気候変動とその影響を予測する 温暖化にいかに適応するか
三村信男 (茨城大学 副学長)

第2章

四つの大変化と国際秩序の変動

1.人口の変化−少子化/長寿化/東京一極集中/世界の人口爆発

2.技術の変化−革新技術(生命工学・人工知能・ロボット・自動運転)/情報通信/エネルギー

3.環境の変化−異常気象/災害/食糧

4.時空の変化−サイバー/グローバル化/宇宙/海洋/時間

5.国際秩序の変動−多極化/中国の台頭/シーレーン安全保障

(寄稿)2030年の日本〜政治家の真摯な思い〜

(参考資料)省庁が描く「2030年の日本のすがた」


編者:自由民主党国家戦略本部
A5判、488ページ
定価:本体2,000円+税
発売日:2014年12月4日
発行:日経BP社
発売:日経BPマーケティング
ISBN:978-4-8222-2519-3


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