本誌連動企画

中村美穂さんのマクロビ・スイーツ「旬の食材で、もう1品」9月の食材=さつまいも
卵や乳製品を使わない、マクロビオティック風レシピで作る季節のお菓子。今回はスナック感覚のスイートポテト、さつまいもとりんごのレモン煮に加えてパウンドケーキをご紹介します。
撮影=安部まゆみ  レシピ・スタイリング=中村美穂

※レシピ内の大さじ1=15mℓ、小さじ1=5mℓです。

カラメルナッツスイートポテト

材料〈4人分

さつまいも…200g
(縦じまに皮をむき、一口大に切って水にさらした後、水気をふき取っておく)
好みのナッツ …60g
(粗く刻んだクルミ、スライスアーモンドなど。フライパンでから煎りしておく)
油…適量
てんさい糖…60g
水…60ml

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作り方

  1. 鍋に深さ1cm程度になるように油を入れて火にかけ、さつまいもを揚げる。表面が薄くきつね色になるまで揚げて、油を切っておく。
  2. 別の鍋に、てんさい糖と水を入れて強火にかける。鍋をゆすりながらてんさい糖を溶かし、沸騰してトロミが出てきたら火を弱めて、ナッツを入れる。ヘラで混ぜながら水気を飛ばす。
  3. 2から大きな泡が出て水あめ状になってきたら 1を入れ、全体をからめる。オーブンシートなどの上に広げて冷ます。

さつまいもとりんごのレモン煮

材料〈4人分

さつまいも(皮つき)…200g(約1本)
りんご(皮つき)…150g(小1個)
レモン…1/2個(またはレモン汁大さじ1)

A
 水…200ml
 てんさい糖…30g
 塩…小さじ1/8
 シナモンスティック…1本
(シナモンパウダー少々でもよい)

ドライプルーン…4個(あればでよい)

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作り方

  1. さつまいもは厚さ1cm程度の輪切りにし、水にさらす。りんごは厚さ1cm程度のいちょう切りにする。レモンは皮を厚くむいて輪切りにし、種を取る。
  2. 鍋に1とAを入れ、ふたをして火にかける。沸騰したらドライプルーンをのせて火を弱め、20分ほど煮る。煮汁が半分くらいになったら火を止め、そのまま冷ます。

さつまいもとりんごのパウンドケーキ

材料〈18cmのパウンド型1本分〉

「さつまいもとりんごのレモン煮 」
・煮汁を切ったもの200g
・煮汁10g
※レシピは上記で紹介

A
 てんさい糖…30g
 豆乳…50g
 油…30g
 しょうゆ…小さじ1/2
 アーモンプードル…30g
 シナモンパウダー…少々

B
 薄力粉…40g
 全粒粉…40g
 ベーキングパウダー…3g

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作り方

  1. ボウルにAと「さつまいもとりんごのレモン煮 」の煮汁を入れ、泡だて器でよく混ぜる。
  2. 1にBを振るい入れ、ヘラで混ぜる。
  3. 2に「さつまいもとりんごのレモン煮」の煮汁を切ったものを加えてヘラで混ぜ合わせ、型に入れて表面を平らにならす。
  4. 180℃にあたためたオーブンで、40分ほど焼く。

※レシピ中の砂糖について

このレシピでは、甘味料を「てんさい糖」(または、きび砂糖)にしています。
日常使うものをなるべく精製されていない穀物・調味料にすることで、不足しがちな微量栄養素(鉄分・カルシウム・食物繊維等)をとることができます。また、白砂糖のとりすぎによる低血糖症(血糖値が急激に上がったあと急激に低下することで起きる障害)を防ぐことができます。

●てんさい糖
てんさい糖(北海道でとれるてん菜=ビートから作られる甘味料)は自然でやさしい甘みが特徴です。精製された上白糖に比べて、カルシウムなどのミネラルや、腸内のビフィズス菌を増やすオリゴ糖が含まれています。南国でとれるサトウキビが原料の砂糖に比べて北国でとれるてんさいは体を温める作用もあります。

●きび砂糖
サトウキビからとれた、精製されていない段階の砂糖液を、そのまま煮詰めて作った甘味料。

レシピ&スタイリング:中村美穂(なかむら・みほ)さん
管理栄養士、フードコーディネーター。
デリ・レストラン(デパ地下店舗等)の商品企画・開発に携わった後、保育園栄養士として乳幼児の食事作りや食育活動、地域の母親向け食事相談などを幅広く手がける。2009年4月より、東京都西東京市にて料理教室「おいしい楽しい食時間」を開催。2児の母。
http://www.syokujikan.com/

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(2011年9月16日)