

円卓の場合、食べたい料理は円卓を回して取る
ちょっと遠くにある料理は、手を伸ばすのではなく、そっと回転台をまわして自分の近くにお皿を引き寄せます。自分の料理は自分で取り分けるのが中華料理。小学生くらいなら、ぜひ自分でチャレンジさせてみて。ちなみに回転台は右回りに回すのがルール。くるくる回して遊びたくなる子も多いので、注意が必要です。食事は、全員が取り分け終わってから、そろっていただきます。
食べ残した骨、皮、殻(貝や甲殻類など)は、直接テーブルの上に
日本ではお皿や殻入れに食べ残した骨や皮、殻などをおきますが、中華料理では直接テーブルの上に置くのが正式です。
小皿は持たずにいただく
料理ごとに新しい小皿にとりわけて料理をいただきます。小皿は手にもたず、テーブルの上においておくのがマナー。左手を添えていただくのはOKです。
料理は残すほうが喜ばれる
中国では、全部きれいに食べると「足りなかった」という意味にとられます。おもてなしでは料理を残すことで「お腹がいっぱいで食べられませんが、とてもおいしかった。十分にもてなしていただきました」という意思表示をすることになります。料理は、残さずいただくのがマナーの日本とは、ずいぶん違いますね。

ごはんと汁物はスプーンで
韓国料理ではスプーンとはしの両方を使って、食事をいただきます。スプーンはごはんと汁物、それ以外のおかずははしでいただくのが基本です。家族で焼肉屋さんにいったときなどは、ビビンバやスープをスプーンで食べながら、そんな韓国独特の食文化について話してあげると、子どもも興味を持って聞いてくれるのでは? また、子どもが上手にスプーンを使えているようなら、話題に絡めてぜひほめてあげましょう。
おはしの置き方
はしの先を左に向けて横に置くのは日本式。韓国式では、スプーンと並べて、はし先を向こうに向けて縦に置きます。
食器はテーブルに置いたまま
中華料理、西洋料理と同じく、韓国料理でも、食器は手で持たず、テーブルに置いたままいただきます。

スープ、パスタは音を立てない
日本食ではそばは「ズルズルッ」と勢いよく音を立てて食べるのが「粋」ですが、西洋料理ではスープや、パスタを食べるときに音を立てるのは最大のタブー。また、スープなどは食器に口をつけず、スプーンで静かに口に運びます。子どもがスープやパスタを食べる機会も多いと思うので、「おそばは音を立ててもいいんだけれど、スパゲティはズルズル食べちゃカッコ悪いんだよ」など、そのたびに教えてあげるといいですね。
「フーフー」して冷ますのはマナー違反
子どもが小さいうちは、熱い料理を冷ますのにママがフーフーしてあげることも多いと思いますが、実は正式な西洋料理のマナーでは息を吹きかけて冷ますのはマナー違反。食べる場所のTPOにもよるのであまり厳しく考える必要はないかと思いますが、子どもが小学生になったら、熱いときは冷めるまでじっと待つように伝えてみてもいいのでは?
パンは一口大にちぎっていただく
パンはそのまま口に運ばず、小さくちぎっていただきます。そのパンでお皿に残ったソースをぬぐっていただくのはOK。マナー違反ではないので、小さいうちからどんどん教えてあげましょう。反対に、同じようなイメージでも和食で汁物にごはんを入れて食べるのはタブーです。
肉料理は食べる分ごと切り分ける
ステーキやハンバーグなどナイフを使って、一口大に切り分ける料理は、食べるたびにナイフでカットを。面倒くさいからと最初にまとめて全部一口大に切ってしまうのは、NGです。とはいえ、子どもが小さいうちはママが全部最初にナイフでカットして「あとは自分で食べてね」というパターンでも仕方ありませんよね。ナイフが上手に使えるようになってきたら、「食べるたびごとに、お口に入る大きさに切ってみてね」と声をかけてあげるといいでしょう。
西洋料理も、食器はもちろんテーブルに置いたまま
中国料理、韓国料理と同じく、西洋料理でもお皿を手に持っていただくのはタブー。そう、日本のように茶碗やお椀を手に持っていただくスタイルは世界では少数派なのです。自分たちのあたり前が、別の国ではタブーだったりする、わかりやすい例ともいえますね。