本誌連動企画

中村美穂さんのマクロビ・スイーツ「旬の食材で、もう1品」3月号のテーマ=にんじん
卵や白砂糖を使わない、マクロビ風のレシピで作る季節のお菓子。今回はにんじんで作るスイーツのレシピをご紹介。子どももにんじん好きになること間違いなし!
撮影=安部まゆみ  レシピ・スタイリング=中村美穂

※レシピ内の大さじ1=15mℓ、小さじ1=5mℓです。

にんじんとオートミールのクッキー

材料〈約20枚分

A
にんじん(すりおろしたもの)…大さじ2
てんさい糖…30g
豆乳…大さじ1(15g)
油…30g
塩…ひとつまみ
レモン汁…小さじ1/2
葛粉(粉末。片栗粉でもよい)…10g

B
オートミール…1/4カップ(30g)
レーズン…大さじ2(20g)

C
全粒粉(薄力粉でもよい)…100g
ベーキングパウダー…小さじ1/2

シナモンパウダー…少々

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作り方

  1. ボウルにAを入れてよく混ぜる。Bも加え、混ぜ合わせる。
  2. Cを合わせて振るい入れ、ヘラで混ぜる。粉っぽさがなくなたら、20等分になるように丸める。直径5cm程度に薄く丸くのばす。
  3. 180℃に温めたオーブンで20分ほど焼く。

にんじんと豆乳のスコーン

材料〈約5個分

A
にんじん(やわらかく茹で、水気を切ったもの)…60g
てんさい糖…20g
豆乳…30g
塩…ひとつまみ

B
薄力粉(半量を全粒粉にしてもよい)…120g
ベーキングパウダー…6g(小さじ2)

植物油 …20g

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作り方

  1. Aをマッシャーなどでつぶしながらよく混ぜ合わせる。
  2. 別のボウルBを振るい入れ、植物油を加える。両手指でこすり合わせるように粉と油を混ぜ、サラサラの状態になったら1を加える。
  3. 生地をまとめ、薄力粉(分量外)を振ったまな板の上にのせ、2cmほどの厚さにのばす。
  4. 2の生地を好きな形に切るか型で抜き、天板にのせる。フォークで数カ所穴をあける。
  5. 180℃に温めたオーブンで20分ほど焼く。

にんじんとオレンジのジャム

材料〈作りやすい量

A
にんじん(5mm角程度に刻んでおく)…1本
水…200ml

B
いよかんなどの国産オレンジ…1個
(正味160g程度)
・ひと房ずつ薄皮をむき、実だけを取り出す
・皮は表面を薄くむき、せん切りにする
(大さじ1程度を使用)
てんさい糖…30g
塩…ひとつまみ

葛粉(片栗粉でもよい)…小さじ1/2
水…小さじ1

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作り方

  1. 鍋にAを入れ、ふたをしてやわらかくなるまで10分ほど煮る。
  2. 1にBを加え、ふたをしてさらに10分ほど煮る。
  3. ふたを取り、マッシャーなどでにんじんをつぶしながら煮て、水分が少なくなったら、水で溶いた葛粉を回し入れる。全体にとろみがついたら火を止める。
  4. 保存する場合は、煮沸消毒し乾燥させたビンなどに入れ冷蔵する。(賞味期限は約2週間)

※レシピ中の砂糖について

このレシピでは、甘味料を「てんさい糖」(または、きび砂糖)にしています。
日常使うものをなるべく精製されていない穀物・調味料にすることで、不足しがちな微量栄養素(鉄分・カルシウム・食物繊維等)をとることができます。また、白砂糖のとりすぎによる低血糖症(血糖値が急激に上がったあと急激に低下することで起きる障害)を防ぐことができます。

●てんさい糖
てんさい糖(北海道でとれるてん菜=ビートから作られる甘味料)は自然でやさしい甘みが特徴です。精製された上白糖に比べて、カルシウムなどのミネラルや、腸内のビフィズス菌を増やすオリゴ糖が含まれています。南国でとれるサトウキビが原料の砂糖に比べて北国でとれるてんさいは体を温める作用もあります。

●きび砂糖
サトウキビからとれた、精製されていない段階の砂糖液を、そのまま煮詰めて作った甘味料。

レシピ&スタイリング:中村美穂(なかむら・みほ)さん
管理栄養士、フードコーディネーター。
デリ・レストラン(デパ地下店舗等)の商品企画・開発に携わった後、保育園栄養士として乳幼児の食事作りや食育活動、地域の母親向け食事相談などを幅広く手がける。2009年4月より、東京都西東京市にて料理教室「おいしい楽しい食時間」を開催。2児の母。
http://www.syokujikan.com/

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(2011年3月11日)