部屋を暖かくして、じっくりと過ごす時間を大切にしたい季節です。ことこと煮物をするかたわらで、冬の健康素材を使ったびん詰めを作ってみるのはいかがですか?
またこの時期は、クリスマスやお正月、バレンタインと、人に会ったり、ギフトを贈ったりする機会が多いとき。お手製のびん詰めをさりげなくプレゼントしてみては? びん詰めの簡単なラッピングの方法もご紹介します。

ゆずは中国原産。日本では飛鳥・奈良時代より栽培され、今現在、生産・消費ともに世界一位です。ゆずに含まれる、ビタミンCやフラボノイドは、抗酸化作用によって活性酸素を除去し、風邪などの病気予防、抗がん作用、血中コレステロールの低下作用、美肌効果をもたらします。
ゆずの独特な香りは、シトラール・リモネンという精油成分に起因していますが、血行促進や新陳代謝促進に効果があり、冬至のゆず湯の効能は言わずもがなです。
日本料理に大活躍するゆずの皮ですが、ちょっと目先を変えた使い方2種と、残った房を使ったジャムをご紹介します。
ゆずの皮のさわやかな苦味がお口にひろがる和風ピール。お茶菓子だけでなく、おせち料理の箸休めにもなります。苦味成分であるリモノイドにも、抗がん作用、悪玉コレステロール抑制効果があるとか。チョコでコーティングしたり、更にココアパウダーをかければ、バレンタインのギフトにもぴったり。
材料(つくりやすい分量):
ゆず3個分の皮 (わた付き 約200g)
グラニュー糖 100g
水 100㏄

保存期間:
冷蔵庫に保存して2週間。それ以上保存したい場合は、小分けにして冷凍する。
グラッパのようにイタリアで食後酒としてよく飲まれるリモンチェッロをまねた、ゆずチェッロをご紹介します。アルコール度の高いお酒でゆずの皮の色とエキスを抽出して、甘いシロップを加えて作ります。ゆずの香りがとじ込められたリキュールは、イタリア料理、日本料理とどんなお料理にも合います。今回はポーランドのウォッカを使用しました。
材料(つくりやすい分量):
ゆずの皮 3個分
ウォッカ(90度以上 火気厳禁です!)
グラニュー糖 500g
水 500㏄

保存期間:常温で数年
おすすめの飲み方:ゆずピールやゆずチェッロで残った房を使った、簡単ですが甘酸っぱさがほどよい、極上ジャム。ゆずの房の薄皮はやわらかく、すぐ煮くずれるので、短時間で作れます。
材料(つくりやすい分量):
ゆず3個分の房(約180g)
グラニュー糖 150g(ゆずの重さの80~100%)
水 150㏄

保存期間:
冷蔵庫に保存して3週間。熱湯消毒したびん(消毒のやり方はこちら)を使用し、脱気殺菌(脱気殺菌のやり方はこちら)してびんの中の空気を抜くと、より長く保存できます。その場合も冷暗所で保存し、半年を目処に早目に食べきって下さい。