本誌連動企画

 ecomom読者の皆さま、初めまして。ボトルフード・コーディネーターの森きわこです。自家製びん詰めの飽くなき探求とその素晴らしさを広めることをライフワークとしています。更年期の影におびえるプルミエ世代で、二女の母でもあります。

 今回、旬の「びん詰め」を紹介させていただくことになり、とてもうれしく思います。少しでもそのよさを分かっていただけるよう、秋の素材を使って誰にでも作りやすい簡単なレシピをお伝えしたいと思います。

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すべての女性におすすめの「いちじく」

 いちじくには、カリウムや食物繊維が豊富に含まれ、高血圧や動脈硬化予防、便秘改善に効果があり、食後のデザートに頂けば、たんぱく質分解酵素のフィシンが消化を促進し、コレステロールを分解します。一説には女性ホルモンのエストロゲンに似た成分が含まれていて、更年期症状を緩和する働きがあるとも。

 「エストロゲン」「更年期」というキーワードに鋭く反応してしまうプルミエ世代としては、とても気になる情報ですが、うやむやになってしまったざくろ騒動※1のこともあるので、その効果については、もう少し様子を見る必要がありそうです。

 いずれにしても体にやさしく、旧約聖書にも登場し、太古から親しまれてきたいちじくですが、青くさくて苦手という方。ジャムやコンポートにすると、とびきりおいしくなるので、ぜひ試してみて下さい!

※1 ざくろ騒動
2000年頃、「ざくろに含まれるエストロゲン(女性ホルモン)には、更年期障害の予防・改善や男性の抜け毛予防に効果がある」とマスコミで報道され、空前のざくろブームが勃発。しかし、国民生活センターにより、「そのような物質は検出できず、効果は望めない」との発表があり、トーンダウンした。その後も「種のしぶい部分に含まれる」との説も出て・・・この議論の決着はつかないまま沈静化、未だ効果は謎のまま。

いちじくのジャム

とろりとした中に種のつぶつぶの食感が交ざり、なんともおいしくおしゃれな味わい。短時間で作れるのも魅力です。

材料(つくりやすい分量):
いちじく6~7個(1パック半 約650g)
レモン汁 大さじ3
グラニュー糖200g

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作り方:
  1. いちじくをよく洗い、果柄の方から皮をそっと剥く
  2. いちじくを2センチ角くらいに刻み、鍋に入れ、砂糖の半量と軽くまぜ合わせて5分程置く
  3. いちじくから水気が出てきたら中火にかけ、焦げつかないように木ベラで鍋底からよくかき混ぜて煮る
  4. 砂糖がとけて沸騰してきたら、あくを丁寧にとり、残りの砂糖とレモン汁を入れる
  5. かき混ぜながら、木ベラですくってみてゆっくり落ちる程度まで煮詰める
  6. 熱いうちに清潔なびんに詰める

保存期間:
冷蔵庫に保存して3週間。熱湯消毒したびん(消毒のやり方はこちら)を使用し、脱気殺菌(脱気殺菌のやり方はこちら)してびんの中の空気を抜くと、より長く保存できます。その場合も冷暗所で保存し、半年を目処に早目に食べきって下さい。

おすすめの食べ方:
  1. パンやヨーグルトに供して
  2. マドレーヌやクッキーに乗せて焼いても

いちじくのコンポート

いちじくの皮の色でロゼ色に染まったコンポート。いちじくが苦手な方も、見直す程のおいしさです。作り置きができるデザートなので、来客の数日前に準備しておいても。

材料(つくりやすい分量):
いちじく4〜5個(1パック分 約430g)
レモンの輪切り2枚

A 白ワイン200cc、水200cc グラニュー糖100g

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作り方:
  1. いちじくを皮のままよく洗う
  2. いちじくがひと並びで入る程度の厚手の鍋にAを入れ、火にかける
  3. 砂糖がとけたら、いちじくとレモンを入れ、強火にかける
  4. 煮立ったら弱火にし、キッチンペーパーなどで落としぶたをし、20分煮る
  5. 熱いうちに清潔なびんに入れ、冷めたら冷蔵庫で保存する

保存期間:冷蔵庫で1週間

おすすめの食べ方:
  1. 冷やして食後のデザートに。ホイップクリームやアイスクリームを添えても
  2. 生ハムに添えてオードブルに
  3. 細かく刻んでシロップと一緒にゼリーやシャーベットにアレンジ
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(2009年9月18日)
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