
今回の自給率計算には農林水産省の「料理自給率計算ソフト」、または、FOOD ACTION NIPPONの「けいさんこくさん」を利用。
カロリーベースの自給率です。各メニュー名の後にある%はメニューごとの自給率、TOTAL自給率はその日の献立すべてを計算した自給率です。調味料は計算式に加えていません。
※材料は○国産、□外国産、△不明です。

材料の産地がはっきりしている和食を選びました。材料の産地はすべて国産、食材も日本ならではのものばかり、なのに自給率の低さには驚きました。
特に筑前煮。50%を切ると思ってもみなかったのですが、鶏肉の飼料を輸入しているせいですね・・・。国産のものを食べていれば自給率が高い、というわけではないと改めて知りました。とても興味深かったです。今後ともこのサイトは活用させていただきたいと思いました。

家族が釣りに行った日の翌日の夕食です。2歳・5歳・9歳の男の子のいる5人家族です。家族そろって魚好きなので新鮮な釣りたてをみんなでモリモリ食べました。
みそ汁に入れた油揚げの原料はアメリカ産との表示があり、これが大きく足を引っ張り、11%という数字に唖然となりました。もしこれが肉類の食事だと国産を選んでももっと下がるのですね。以前生協のチラシで国産のお米を飼料にしてもっと自給率を上げようと書いてあったのを思い出し、生産者と消費者が協力しなければ自給率の向上は達成できないんだということがよく分かりました。
でもこれからどんどん食べざかりになる子どもたちのことを考えると価格も無視できないし・・・。現実の生活を考えるとなかなか難しい問題だと思いました。
世界にはその日の食べるものにも困る人達がいるのですから、贅沢な問題ではあるかもしれませんが。

この日は「かぼちゃ・使いきり」の日でした! おかずの食材は郷里の長野に帰省する際に仕入れたり、週末に届いたり。朝食は玄米、夕食は麺類になることが多いのですが、この日はたまたま、ごはんでしたので、全体の自給率は高くなりました。ただ、全部国産素材だから100%に違いないと思ったら、天ぷらは想像以上に低くてびっくり! 卵は国産でもカロリーベースで計算する自給率は下がり、小麦粉の産地も不明・・・。調味料は抜いて計算するルールなのではずしましたが、もし揚げ油も含めて計算していたら、さらに低くなりますね。
逆に、100%が最高かと思っていたら、じゃこは100%超。輸出しているという意味でしょうか。意外に知らないことが多くて興味深い計算でした。

ごくごくフツーのある日の晩御飯。彩りもかなりジミ〜ですが、野菜はチマチマと使っております。自給率をがくんと下げるという噂の肉入りコロッケがメインなので、結果はかなり低いかも?と思っていましたが、58%ならまあまあ合格点か? 確か平均自給率は41%? 肉や調味料を使っていても、野菜がある程度入ってて、ごはんがあれば、60%前後はいけるのかもしれません。おかずがお肉のときは、野菜を多めにするのが、健康にも、自給率にもバランスがいい献立ってことですね。

この日はお祝い事があり、昼食は親戚が集まり鯛の塩焼きとお刺身というメニューでした。そのお刺身の残りがそのままスライド、鯛の塩焼きの残りが鯛めしとうしお汁に生まれ変わったのがこの夕食の献立です。あまり意識はしていなかったのですが、魚はほとんどのものの自給率が高いんですね。豚肉を使った炒め物の自給率は他と比べると低めですが、魚と野菜を使ったメニューだと結構高めに出るのを改めて感じました。和食バンザイですね!
みなさん、ご協力ありがとうござました。「自給率を計算する」ということを意識して料理をした方が多かったのか、和食ぞろいで自給率も高く出ました。ただ、今回は計算を簡単にするため、すべての調味料を計算からはずしています。食用油の素材はほとんどが外国産で、しかもカロリーが高いので、もし計算に加えるともっと数字は低めに出ます。しょうゆやみそなど大豆製品も低くなる傾向が高いですね。
みなさん書いていますが、野菜と魚中心の食事は自給率も高く、かつ、ヘルシー! 自給率のことをちょっと意識すると、食材への見方がぐっと広がるかもしれません。