本誌連動企画

お裁縫の基本をおさらい(2)

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監修|ピースフル・ピーセズ
本誌ecomomで、3月号からリメイクの監修を担当。東京・中央線沿線在住のリメイク好きの集まり。著書に『たのしいリメイクソーイング —へんしん!こんなのできた!!』(二見書房)がある。メンバーの一人、オオノユミコさんの著書『楽しい!かんたん!小学生の自由工作&アイデアクッキング』(成美堂出版)も発売中。

イラスト|林ユミ

1.針と糸の選び方

ミシンをかけるときは、生地に合わせた針と糸選びが何よりも大切。生地の厚さや特徴をチェックして、それに合わせた針や糸を用意しましょう。「きれいに縫えない!」というときも、生地と針や糸のバランスが合っているか、もう一度確認を。

ちなみに糸の色は、無地なら同系色、柄ものには多く使われている色を選ぶのが初心者向け。慣れてきたら、色をわざと変えてステッチを楽しむというテクニックを楽しんでみるのもいいでしょう。ミシン糸は実際に縫うと薄く見えることが多いので、迷ったときは濃い目のものを選ぶのが正解です。

生地に合わせた針と糸

生地  
薄地
チュール・シフォン・
ポリエステル
9番 90番 薄手の生地のミシンかけはやや難易度が高いので、
そろえるのは後からでも大丈夫。
普通地~中厚地
麻デニム・ヒッコリー・
フランネル・リネン・
コットン
11番 60番 一番使う頻度の多い組み合わせ。針は10本ほど、
ミシン糸は白(生成り)、黒(紺)、ベージュ
などをそろえておくと便利。
厚地
キルト・厚地デニム・
ビニールコーティング
14番 30番 ジーンズの裾上げはこの組み合わせで。糸は専用
のジーンズステッチ糸もあり。生地が二重、三重
になった部分を縫うときにも応用を。
ニット生地
天竺・スムース・
接結・裏毛
11番
ニット用
(ポール針)
50番
ニット専用糸
ニット生地は先が丸くなったニット針、伸縮性の
あるニット糸など、必ず専用のものを。

2.糸調子を調整する

ミシンをかける前に試し縫いをして、上糸と下糸の調子が合っているか確認を。慣れないうちは上下で色を変えて試し縫いをしてみると、わかりやすくなります。きれいなミシン目にならないときは、上糸のダイヤルを調整して糸の調子を合わてください。

ちょうどよい縫い目

上糸と下糸のバランスが合っている。表側からは下糸がみえず、裏側からは上糸が見えない状態のきれいな縫い目。

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上糸が強い

上糸に下糸が引っ張られて、表地に見えている。裏地は下糸の縫い目に空間ができる。上糸の調子を弱くして調整を。

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下糸が強い

下糸に上糸が引っ張られて、裏地に見えている。表地は上糸の縫い目に空間ができる。上糸の調子を強くして調整を。

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3.基本の縫い方①

ミシンをセットしたら、あとはどんどん縫うだけ。縫い始めと縫い終わり、そして布端の始末さえ覚えておけば、きれいに仕上がります。

縫い始め&縫い終わり

縫い始めから2、3針縫ったら、返し縫いボタンを押して縫い始めまで返し縫い。このとき縫い目がずれないように丁寧に。縫い終わりも同様に返し縫いを。

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布端(縫いしろ)の始末

しっかりした布の場合、布端は直線縫いをした外側にジグザグ縫いをして始末できます。コツは布端から1〜2mm内側にかけて、ジグザグの片方が裁ち端にかかるようにすること。こうすると生地を巻き込まずきれいに仕上がります。薄地やニット生地の場合は、なるべく生地端より内側にジグザグ縫いをして、縫い目に合わせて生地端を切り落とすといいでしょう。

ミニ知識
ワンランク上の仕上がりに、便利なロックミシン

面倒な布端の処理を自動的にしてくれる特殊なミシンをロックミシンと言います。布端を縫いながら、余分な部分をメスで切り落としてくれるという優れもの。仕上がりもジグザグ処理より数段きれいです。

このロックミシンは普通のミシンのように直線縫いなどの機能はないので、布端の処理のほか、飾り縫い、ニットの縫い合わせなどに限定された使い方をします。ただし、普通のミシンにも、ロックミシン機能のアタッチメントが付属品としてついている場合も。これからミシンを購入するという場合は、このロックミシン機能がついているかどうかも、チェックしてみてくださいね。

*次回は10月に掲載予定です。
>> お裁縫の[基本]をおさらい(1)

(2009年7月31日)
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