本誌連動企画

重曹と一緒に使ってもっとキレイに! 自然派お掃除素材(1)

3月号から本誌でスタートした「重曹クリーニング」の連載はいかがでしたか? ここではより重曹でのお掃除を効果的にするために、合わせて使いたい自然派素材を2回に分けてご紹介します。今回は、重曹のベストパートナー、ビネガーとせっけん。上手に組み合わせて、よりラクチンな重曹ライフに役立ててください。

※本文中のカップ1=200ml、大さじ1=15mlです。
2回目はコチラ。ハーブ・エッセンシャルオイル、グリセリン、エタノール、酸素系漂白剤をご紹介しています。
監修:岩尾明子(いわお・あきこ)
地球に優しいお掃除サイトを運営するNGO「クリーン・プラネット・プロジェクト」代表。著書に『重曹のあるくらし』(中央公論新社)、『重曹生活のススメ』(飛鳥新社)など。ecomomでも重曹クリーニングの連載をスタート。

ビネガー(酢) 重曹掃除の仕上げはビネガーですすぐ

 重曹掃除に欠かせないパートナー。料理でおなじみの食酢、クエン酸などをまとめてビネガーと呼びます。ビネガーは酸性で、弱アルカリ性の重曹と中和。重曹のザラつきやアルカリ成分が残るのを防いでくれます。使い方としては、「重曹でお掃除、ビネガーですすぎ」と覚えておきましょう。食酢はスーパーで、クエン酸などは薬局で手に入ります。

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ビネガーの働き

  1. 浸透・剥離・溶解作用…いろいろな物質にすばやく浸み込んで、はがしたり、溶かしたりする。拭き掃除や水アカ落としに。
  2. 抗菌作用…雑菌の活動を抑える「静菌」という働きがあり、塩と組み合わせたり、熱を与えたり浸け置きすることで、より衛生状態を高めてくれる。
  3. 消臭作用…トイレのアンモニア臭、魚の生臭さ、タバコの匂いなどアルカリ性の悪臭を中和。
  4. リンス作用…お掃除で重曹を中和(リンス)するほか、重曹&せっけんを使った入浴、髪や肌のお手入れ、洗濯などにも仕上げのリンス剤としても。
  5. 還元作用…金属のサビやくもりをとる。市販のサビ取り剤よりゆるやかに作用するのも安心。

ビネガーの使い方

  • 原液でそのまま使う…食酢はそのまま、クエン酸は5%程度の濃度で。水アカをゆるめたり、トイレの黄ばみのパックに。
  • ビネガー水として使う…お掃除の仕上げには2〜3倍に薄めた食酢、または1〜2%程度の濃度のクエン酸水を。

せっけん 重曹と組み合わせて洗浄力アップ!

 せっけんは水になじむ親水性と、油になじむ親油性という二つの性質をいっぺんに持ち、そのおかげで、油汚れを水に溶かし、洗い落とすことができます。重曹とせっけんを組み合わせると、せっけんの洗浄力がアップして、少ない量で汚れが落ちるように。またせっけんカスの悩みも重曹が軽減してくれます。

 また、せっけんは肌や衣類にごわごわのせっけん膜として残ります。これをビネガーですすぐとオイルに変わってしっとりした手触りに。スキンケア用には質のよい油にこだわったせっけんを使うほうが、より美容効果が期待できます。

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せっけんとは?

  • 固形せっけん…成分表示に「石けん」のみ、または「純石けん」「石けん素地100%」とあるもの。天然、ナチュラル、植物性などの商品名でも、せっけん成分以外の人工的な洗浄成分が含まれていれば合成洗剤か複合せっけんと呼ばれる。
  • 液体せっけん…成分表示が脂肪酸カリウムと水のみでできている。液体洗剤と間違えやすいので注意を。香料、保存剤、保湿剤などは天然のものであればOK。

せっけんの使い方

  • 固形せっけん…小さくなったらおろし金などで細かくして、ぬるま湯で液状にすれば最後まで上手に使い切れる。
  • 粉せっけん…粉せっけん・大さじ1を水カップ1〜2杯で溶く。少しずつ電子レンジで加熱してまぜるとよい。

参考文献:『重曹のあるくらし』(中央公論新社)、『重曹生活のススメ』(飛鳥新社)
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