

吉川千明(よしかわ・ちあき)さん
美容家。ジュリークショップ青山、白金台ビオ・パスカルなど都内に6つのサロンとスパを主宰。コスメ・スパ・食・漢方・女性医療と幅広く女性のためのライフスタイルを提案。
http://www.chiaki-yoshikawa.com/
著作
『プレ更年期からの女性ホルモン塾 』(共著)小学館
『アロマ組合わせ手帖』地球丸

かつては企業内教育で人材育成に携わっていた吉川さん。カメラマンのご主人と結婚、出産を経て、1991年に、フリーランスで活動する若いクリエーターのサポートをする会社を設立しました。
クリエーターたちに刺激されながら、もともと大好きだった美容の勉強にのめり込んだ吉川さんは、「美容によって人を、内側からもきれいする仕事がしたい」と決意。準備期間を経てアロマテラピーやタラソテラピーなど、自然療法を取り入れた美容の道に進みます。
そこで出合ったのが「ジュリーク」というオーガニック化粧品でした。

創始者であるクライン博士と園芸家のウルリケ夫人は、ピュアな土壌を探し求めて、ドイツから南オーストラリアに移住して自社農園を展開。そこから生み出された精油やコスメは、海外では高く評価されていながら、当時の日本では無名の存在でした。
ほかの化粧品にはないオーガニックコスメのパワーに気づいた吉川さんは、本国との交渉などの苦労の末、1997年に、世界で17番目、日本では初のコンセプトショップ「ジュリークショップ青山」を出店。
国際線のフライトアテンダントや高感度な女性たちの口コミで人気が高まり、東京の代表的なオーガニックコスメのショップ&サロンのひとつに成長しました。

吉川さんとアロマテラピーの最初の出合いは、美容の道に進もうと決意した後に、資格取得のために学んだ専門学校。
アロマテラピーという言葉が一般には知られておらず、精油(エッセンシャルオイル)も手に入りにくかった時代。フランスの植物療法についても学び、知識を深めていきました。
勉強のためにいろいろな化粧品を試しすぎて疲れていた肌が、アロマテラピーによって生き生きと蘇ったという自分自身の経験も、後の「ジュリ—ク」をはじめとしたオーガニックコスメの出合いともつながることになります。
その後、プライベートサロンである白金台の「ビオ・パスカル」を立ち上げるなど、現在ではナチュラル感を重視した6つのサロンとスパを主宰。また医療の専門家とともに本を出版する、後進の育成にも力を注ぐなど、次々と「女性の美と健康」のために活躍しています。
忙しい毎日の体調管理にも、精油をはじめとした植物療法を取り入れている吉川さん。自分や家族のために幅広く使える植物の恵みに、1年の連載を通して触れてみましょう!

