本誌連動企画

まずは生活リズムの見直しを

子どもの成長を促す、理想的な睡眠時間とは

 赤ちゃんは、生まれた直後から光を感じることで、昼間は目覚めるというリズムづくりをはじめます。そして日中は起きて、夜は少しまとまって眠れるようになる4カ月ごろに、はじめて「成長ホルモン」が出てくるのだそうです。この「成長ホルモン」とは、新陳代謝を活発にして、骨や筋肉の成長を促すもの。夜11時ごろから深夜2時ごろまでの間に分泌されることは、ご存じのママもいらっしゃるでしょう。夜、成長痛で膝が痛くなるというのも、このことからわかりますよね。この「成長ホルモン」をたくさん分泌させるためには、夜9時には就寝し、朝7時前に起きるのが理想です。

どうしたら早寝ができるでしょうか?

 日が落ちると、眠気を誘う「メラトニン」というホルモンが分泌されます。これは目が光りを感じていると分泌が抑えられてしまうので、明るい部屋で本を読んでいたり、強い光を発っするテレビを見ていると、なかなか眠くなりません。早寝を実行しようと思ったら、子どもが眠くなるまで待っていてはだめです。まずは親の努力も必要。思いきってすべての電気を消して寝かせます。2週間も続ければ、子どもの脳が早寝のリズムを覚えて、自然とその時間に眠れるようになるはずです。「メラトニン」は細胞を酸化から守り、老化防止や抗がん作用などもある物質。ママも美肌を目指して、一緒に早寝してみては。

早寝・早起きで楽しい1日がスタート!

 早起きをして、時間の余裕があれば、しっかりと朝ごはんを食べて、ゆっくり排泄して出かけることができますよね。これこそ、1日の活力を保つためのホルモンである「コルチゾール」や「セロトニン」の分泌を活発にします。とくに「セロトニン」は、不安を抑える働きをするもの。園や学校で多少いやなことがあっても、心を安定させてくれるホルモンなのです。寝る時間が遅いと、当然起きる時間も遅くなり、朝食は抜き、園や学校で元気に遊べない…と、悪循環を起こしてしまいます。子どものすることを心配する前に、まず睡眠、食事、そして日中の運動が十分に足りているかを見直してみてください。