本誌連動企画

自分でできる顔ツボ指圧

顔ツボを刺激して、肌に栄養を届けよう
肌トラブルの中には、気の流れが滞っておこるケースもあります。そんなトラブルを予防するのが、顔ツボ指圧。顔につながるツボを指圧することで、流れがよくなり、効率よく肌に栄養が届けることができます。効き目は穏やかですが、気軽に自分でできるのも魅力の一つです。

ツボの位置は、人によって微妙に違いますが、ツボ周辺をていねいに押し、他とは違う感覚の場所があればそこがツボになります。押しすぎても悪影響はないので、毎日の習慣にするのがおすすめです。

ツボ指圧は、「離す」ときに効く!
ツボ指圧は、押すときよりも、離すときがポイントです。離したときに、滞っていた体内の水分や血液の流れがよみがえるからです。押すときは指の腹でゆっくり優しく指圧し、息を吐きながらツボのジーンという感触を味わいます。指をゆっくりと離し、じわ~っとした余韻を感じれれば、指圧成功です。


目的別・顔ツボ指圧

シワにならないお肌をめざす
<神庭(しんてい)>眉間の間を上に延ばしたところ。髪の生え際のすぐ下。
<本神(ほんしん)>額の生え際から、親指1本分内側。

指の腹をツボに当て、上下左右軽くなでる。

肌をキュッとひきしめる
<四白(しはく)>黒目の下、親指1本分のところ。
<地倉(ちそう)>口角の両脇。

人差し指、あるいは中指の腹で、やや上に押し揉むようにぐりぐりと刺激する。

シミに効果的
<完骨(かんこつ)>耳の後ろの骨の出っ張りから、指幅1本分、骨に沿って後ろ側。
<翳風(えいふう)>耳たぶの後ろの、少し窪んだところの中間。

耳後ろの骨を中心に、軽く円を描くように20~30回親指の腹で押す。

目のクマを取りのぞく
<晴明(せいめい)><さん竹(さんちく)><魚腰(ぎょよう)><絲竹空(しちくくう)><太陽(たいよう)><瞳子りょう(どうしりょう)><承泣(しょうきゅう)>

  1. 目を閉じ、親指の指の腹を左右の太陽に当て、人差し指の腹を晴明に当てる。
  2. 人差し指の腹を使い、晴明からさん竹、魚腰、糸竹空、太陽、瞳子りょう、承泣の順番で、ゆっくりとツボを刺激する。
  3. 時計回りに15回、反対周りに15回行う。

Profile

楊さちこ先生
中医学博士。香港在住21年で、中国人の夫と愛息とともに暮らしている。中国知恵から美しさを追求するうちに、中医学美容にたどりつき、1995年中医学博士の資格を取得。商品開発や、美に関するトータルプロデュースを手がけるほか、中国・南京中医薬大学教授として教鞭をふるっている。
オフィシャルページ:http://www.yo-sachiko.com/


参考図書
『中医学博士 楊さちこの漢方美肌生活』
楊さちこ著 めこん 1400円+税