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私たち日本人が毎日食べているお米。ねばりが強く、甘みがあって柔らかいのが特徴ですが、これはジャポニカ種と呼ばれる粒の短い品種だけが持つ性質です。しかもジャポニカ種を主食としているのは、世界的に見ると全体の約20%。他の国の多くは、粒の長い中粒種や長粒種を食べています。 中・長粒種の代表選手は、タイ米やカリフォルニア米です。「タイ米」と聞くと、あの1994年に起こった「お米騒動」を思い出す方が多いかもしれません。「タイ米は美味しくない」という風説が立ちましたが、あのとき輸入されたタイ米は、他の国々に輸出した“残りもの”。品質の良くないものだったのです。 13年が経った今、日本に輸入されるタイ米の状況は大きく変わりました。「香り米」「ジャスミンライス」という名称で知られる、最高級のタイ米が輸入されているのです。これは“世界のコシヒカリ”と呼ばれる、ポップコーンに似た香りの長粒種です。タイ東北部が生産地で、そのほとんどが欧米諸国やアジアの富裕層向けに輸出されています。 |

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最適な調理法は、やはり東南アジアのエスニック料理や中華料理。パリッと炒めたチャーハンや、あんかけ風チャーハン、タイカレーや炒め物を上からかけたぶっかけご飯が美味しくいただけます。 |

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一方、カリフォルニア米の約80%を占めているのが、この9月に民間市場初導入を果たした「カルローズ」という品種です。これは中粒種で、日本米とタイ米の中間的存在。粘りやサラサラ感もちょうど中間です。お米自体の香りも、それほど強くありません。 アメリカでは、日本料理店や寿司屋でも使われているそうですが、一番合うのは西洋料理。油との相性が良いので、リゾットやパエリア、スープやサラダ、コロッケの具などに使うのがおすすめです。冷えてもべたつかず、美味しくいただけます。 “ジャスミンライス”も“カルローズ”も、その多くがホテルやレストラン、エスニック料理店などで使われていますが、一般の人も購入可能です。輸入食料品店や高級食料品店、米販売店(一部)で取り扱っており、インターネット販売もあります。「たまには海外の料理を作ってみよう!」という気分の時、ぜひ海外米を使ってみてください。より一層、本場の味に近づくと思います。 |
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<取材協力>
三島屋 http://www.mishimaya.co.jp/
木徳神糧 http://www.kitoku-shinryo.co.jp/
USAライス連合会 http://www.usarice-jp.com
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