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| ハーブは、乾燥したドライタイプのものと、摘みたてのフレッシュタイプのものがあります。洋風の料理の本のスープやシチューを作るときによく出てくる「ブーケガルニ(bourquet garni)」は、月桂樹の葉っぱと、パセリの茎、タイムの小枝、(時にはセロリやレモンの皮も加わる)をたこ糸で束ねたもの。これはドライタイプのハーブの代表で、スープストックや煮込み料理の風味付けに欠かせません。 よくお土産にいただく「エルブ・ド・プロバンス(herbes de Provence)」は、美食で知られるプロバンス地方のハーブ。ウインターサボリ、タイム、オレガノ、バジル、ローズマリーなどのハーブをミックスした、これもドライタイプのもの。ブイヤベースなど、魚介類によく使います。 一方で、パセリ、タラゴン、チャイブ、チャービルのミックスをみじん切りにしたハーブミックス「フィヌゼルブ(fine herbs)」はフレッシュタイプ。これは用途が広いので、ハーブの究極の定番とも言われます。オムレツ、ソース、バター、チーズなどに混ぜたり、サラダに散らしたり、彩りと風味を楽しみます。 |
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フレッシュハーブを使ったもので、一般の人に一番馴染み深いものは「バジルソース」ではないでしょうか。バジルの葉っぱとオリーブオイル、ニンニクひとかけ、松の実、塩少々をフードプロセッサーか、ミキサーにかけます。フレッシュな風味が絶品のバジルソースは、パルメザンチーズを加えてパスタに、肉料理のアクセントにと用途は広く、冷蔵庫にひとびん置いておくと便利です。ひと夏の収穫で大量にできたら、冷凍庫で少量ずつ保存してください。一年中楽しめますよ。 まだ20代のころ、ニューヨークのファーマーズマーケットで、バジルの大きな束をみつけて感激。山ほどのバジルを抱えて帰り、友人と一緒に必死にみじん切りをしてバジルソースを作った思い出があります。友人宅にはフードプロセッサーがなかったんです。 園芸を始めて、バジルやセージの鉢が窓の外に並ぶようになってからは、フレッシュなハーブが食卓の定番になりました。バジルソースをからめたパスタはもちろんのこと、ひき肉にセージ、ジャガイモの千切り炒めにローズマリーのみじん切りなど、ハーブはいつもの食卓にひねりを加えてくれる頼りになる助っ人です。 |
| ハーブは、広く植物の中で有用なもの、役にたつものというのが定義です。薬効や殺菌効果があるもの、香り成分がさわやかな気分にさせてくれたり、リラックスさせてくれたりするものと、さまざまな働きがあります。食べたり、お茶にして飲んだりするだけじゃなく、殺虫、染料、洗剤、化粧品など、さまざまな使い道があります。 ラベンダーのエッセンシャルオイルを数滴たらしたスプレーは、虫除けにもいいし、防虫効果もある。ラベンダーやタイムなどの枯れた枝も捨てずに、蚊取り線香代わりに燻しています。化学薬品より効き目は薄いかもしれないけど、いい香りがベランダから部屋に広がって幸せな気持ちになります。 ただ、注意していただきたいのは、ハーブについて、薬効を説いてはいけないということ。ハーブの効果は千差万別ですし、あくまで民間療法として利用されていることを忘れないでください。 レモングラス入りのお茶をいただいて、さわやかな気分になる人もいれば、気持ちが悪くなってしまう人もいます。効果は人によって、違うので、興味のあるハーブをちょっとずつ試してみて、自分との相性がいいハーブ・相性のいい付き合い方を探しましょう。 香りをかぐと幸せになれたり、トッピングすると一流シェフの味に変身したり。自分でハーブを栽培するときには、育てやすいことも大きなポイントですね。 下に、さまざまな性格のハーブを大きな分類で分けてみました。いろいろ試して、自分にとって一番いいスペシャルなハーブをぜひ、見つけてみてください。 |
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