本誌連動企画

簡単!楽しい!スクラップブッキング
 撮りためた家族の写真、忙しさを理由にアルバムに貼らないまま無造作にしまいこんでいませんか?写真にリボンやボタン、シールなどの装飾を施して飾る「スクラップブッキング」が今静かなブームとなっています。すっきりと片付けた部屋に、思い出の写真を飾って楽しみませんか?
 スクラップブッキングは、リボンやシールなどを貼ったり手書きの文字によるコメント(ジャーナルといいます)やイラストを添えて、写真をかわいくデコレーションするクラフトホビー。アメリカでは1900年代後半から親しまれていますが、日本でもここ数年でブームになってきています。スクラップブッキンググッズの専門ショップ「アート&クラフトDUO 横浜青葉店」にお邪魔して、店長の中野愛美さんにお話を伺ってきました。
不器用でも大丈夫!
 リボンやシールを使って、きれいに写真をデコレーションして飾るスクラップブッキング。何を隠そう“超”がつくほど不器用で、手芸の類はこれまで極力避けて生きてきた私。
 そんな私でもできるのでしょうか…?とおそるおそるたずねてみると
 「大丈夫ですよ、普通にはさみや糊が使える人なら誰でもできます!」と中野さんの力強いお言葉。
 店内には、アルバムと同じ大きさにカットされた色とりどりの専用シートやシール、ボタンなどをはじめ、ずらりとスクラップブッキング用のグッズが並んでいます。
 この専用シート、一見普通の色画用紙と変わりがないように見えますが「時間が経過しても、色褪せしたり紙がボロボロになったりしないような効果が施されているんですよ」とのこと。
 手書きのジャーナルを描くペンや、写真を貼る糊なども長期保存に耐えられるように、色が褪せたり写真の表面がデコボコしないように改良されているそうです。
道具は少しずつそろえればOK
 紙をハート型や星型にくり抜くためのパンチや、ギザギサにカットできるクラフトはさみなど専門の道具は、あれば便利でバリエーションも広がりますが、いきなり一気にそろえるとお金もかかってしまいます。
 自分の作りたい作品に合わせて少しずつそろえていくのがオススメです。手持ちの道具を工夫して加工しても、結構かわいい作品が作れます。枯れ葉や海辺でひろった貝などをうまく組み合わせると、季節感も盛り込めます。
 初心者には、すぐに作れるようパーツをワンパッケージにまとめたキットでまずはトライしてみるのもいいですね。
 アルバムサイズのものだけではなく、ミニブックやカード形式、ボックスなどさまざまな作品が作れます。
パソコンでもできる「デジタルスクラップブッキング」
 最近はデジカメで写真を撮って、保管はパソコンのハードディスクやCD-ROMで…という人も多いですが
 「お子さんが成長して独立するとき『はい、これがあなたの思い出よ』と渡すのがCD一枚ってさみしいじゃないですか」と中野さんは言います。ママが一生懸命手作りした世界でたった一つのスクラップブッキングは、お子さんもきっと喜んでくれるに違いありません。
 最近は、写真はもっぱらデジカメで…という人も多いはず。撮影した画像をそのままパソコンに保管するのではなく、画像加工ソフトを使って「デジタルスクラップブッキング」してみるという手もあります。
 デジタルスクラップブッキングを楽しんでいる吉田由美子さんは、「パソコンで手軽にできて、おもしろい合成も自由自在にできるデジタルスクラップブッキングは、道具を広げたり、片付けたりする手間がかからないのが魅力」と言います。
 「Photoshop」などの画像加工ソフトの操作は、パソコン初心者には慣れるまではちょっと難しい面もありますが「例えば自分の写真の美肌効果(笑)や面白い合成写真を作ったりできます。簡単な文字入れもできますし、ポスターのように格好良くできますよ」(吉田さん)。
 、作った作品をカラープリンターで出力して飾ったり、写真集を作るサービスで作品集にしてみたりといった楽しみ方もあります。
 吉田さんは同好の仲間とデジタルスクラップブッキングに関するブログを開設して、作った作品を公開したり、デジタル素材や作り方に関する情報交換をしているそうです。
 下にスクラップブッキングに参考になるサイトを紹介しました。興味のある方は、ぜひのぞいてみてください。
(取材・文:いちばゆみ)
☆取材協力