
今年の夏休み、夫が1ヶ月間の休みを取ったのです。ハワイでコンドミニアムを借りて暮らしてみることにしたのだけれど、さて、夫と二人で毎日顔をつきあわせているのもナンだな~(上の子は学校の都合で最後の1週間だけ合流、下の子は8:30から16:00までサマースクールに行かせることにしてあったので)とネットで語学学校を探していたら、ハワイ大学が夏休み中に「N. I. C. E.」という短期語学スクールを開いていることを発見。
このN. I. C. E. というプログラムは、8月3日スタートで3週間。授業は8:30~12:20と午前中だけで、土曜日、日曜日は休み。授業料は700ドル。
あまり深く考えずに、勢いで、インターネット経由で申し込んだのが6月。バタバタしていて、忘れかけていたら、7月の中旬になって、ほのぼした手書きの宛名で国際郵便が。中を見ると、大学構内の地図と集合場所の案内が書かれているではありませんか!
そして8月3日、この案内を手にコンドミニアムからバスで20分ほどのハワイ大にドキドキしながら行ってみました。大教室に集まった人々を見回すと、おお、若者たち!!
申し込むときに他の人のことをイメージしないままだったので、「あ、しまった」感が。
先生の紹介や3週間のプログラム内容などのオリエンテーションのあと、50問ぐらいの聞き取りテスト。ひょえ~と思いながら、久しぶりにマークシートを塗りました。
そして全員に先生が一対一でのインタビュー。アワワワと思いながら「ご飯作りをしなくてはいけないので、宿題の少ないクラスにしてください」と勝手なお願いだけはして、なんとか終了。この2つのチェックでビギナーからアドバンスまで5段階にレベルわけをしてくれます。1クラスが14人前後。次の日の朝、どのクラスになったか紙で配ってくれるので、それを持って指定の教室へ。
私のクラスはグレッグ先生。顔はどう見ても日本人なのに、日本語は全然わからないハワイ生まれのシアトル育ち。ドイツに住んでいたことがあるのでドイツ語はわかるとか。クラスメートは中国人1人、日本人5人、韓国人8人。韓国の子たちが積極的で人懐っこくて、かわいい。
プログラムの組み立てがワークショップ形式で、「お互いの文化やその人自身を知る」ことが盛りだくさんの内容だったので、クラスがとっても仲良くなるんです。
どんな学校でもそうですが、自分の居場所がちゃんとあって、ヘンなことを言っても、間違ってても、バカにされたり、嘲られたりしない安全な場が確保されているということって、とても大事。特に英会話やコミュニケーションといった、表現しなきゃ始まんないっていうプログラムではますます言えること。これが確保されているのです。
教室内だけではなく、2人組でキャンパス内の知らない学生に声をかけてインタビューしたり、キャンパスセンターや大学生協のようなところでいろいろ聞きまくって、タスクを達成するスカベンジャー・ハントなる時間もありました。
また、ダウンタウンに繰り出して「フィリピンの料理3種類」「シアターの今週のプログラムと値段は?」「一番一般的なレイの名前と、一番高いレイの値段」などの質問をお店の人たちに質問するプログラムも。
こういった面倒な質問をたどたどしい英語でしても、ハワイの人はみんな、面倒くさがらずに、親切に教えてくれる。すっごく忙しそうなお料理途中のおばちゃんだって、「スペルが分からない」って言ったらメモに書いてくれたりするのです。
こんなふうに、しゃべらざるを得ない状況を作ってくれるプログラムなので、むちゃくちゃ度胸がつきます。ヘンな英語でも、とりあえずは生活するには困らないぐらいまでになる。何よりも、話しかければ何とかなる感じや、聞き返されても大丈夫な感じが実感レベルで身につき、年齢も性別も国籍も関係なくなってしまいます。
そんな楽しい3週間があっという間に終わって、最終日はハイアットホテルのボールルームで卒業式。お食事のあと、一人ずつ証明書を渡される。涙もろい私。これはマズイ、と思いつつウルウルになりながら、韓国からの留学生たちと抱き合って別れを惜しんだのでした。私を「お母さん」と呼ぶ韓国の子どもが3人ほどできました。
英語ができるできないに関係なく、「言葉を使うってこういうことだな~って」実感できるような体験。もし、機会があったら、おすすめプログラムですよ。面白かった!
そうそう、親子で来ていて、子どもはサマースクールに行っているという日本人ママたちに何人かお目にかかりました。レンタカーで走り回ったり、おばあちゃまが一緒だったりと行動的。パパはお盆休みに来て、帰りに合流という方も多いようでした。
あ、うちの夫? インドア派なので読書三昧かな? 部屋の掃除、買出し、子どもの送迎もしてました~。夫の夏休みが終わるのが怖いような・・・。
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