新潟県南魚沼市

起業を目指す若者やアクティブシニアに
「コトづくり」支援で移住を促進

広い年齢層を対象に移住を加速させたい

新潟県南魚沼市は上越新幹線浦佐駅に近く、大規模病院がある地域に、首都圏でリタイアした高齢者が快適に暮らせるコミュニティ型街区(CCRC:Continuing Care RetirementCommunity)を形成しようとしています。また、同市には、インドやスリランカといった海外から誘致したIT企業が集まるシェアオフィスがあり、そこに働き手となる日本の若者を引き寄せ、活性化させたいとも考えていました。そこで南魚沼市は、市への移住を考えてもらえるような取り組みを始めようと考え、首都圏などに住む、移住や起業の可能性を持つ人たちにターゲットを絞って効率よく集客し、その企画・運営ができるパートナーを探していました。

現地での生活を考える塾と視察で、移住を「自分ごと」化する

2016年、日経BP総研は、参加無料の「南魚沼市セカンドライフ塾」を開催しました。地方への移住に興味のある50歳以上の方々40〜50人を東京の会場に集めて、移住について具体的に考え、議論する場を設けました。移住を自分ごととして捉え、真剣に検討する機会を増やすために、南魚沼市関係者への取材・調査から構想されたセカンドライフの紹介、暮らし方のアイデアの洗い出し・支援、南魚沼市関係者との交流会などを実施しました。並行して、新規ビジネスや起業に興味を持つ若者30〜40人を集めた「グローカル人材育成塾」も開催。双方とも、希望者による南魚沼市への現地視察も実施しました。移住者や2拠点居住者の実績が出始めたことで、集客・企画力、コミュニティー形成・運営力が評価され、17年度も同様の取り組みを継続して実施しています。

  • 塾の受講者から南魚沼市への移住者が生まれた
  • 南魚沼市の認知度が向上