準大手システム開発会社A社

多角的調査×定量分析で、業界の未来予測。
新事業創出や長期経営計画策定に貢献

本業のSIで行くか 新規事業に転換するか

ITインフラやソフトウエアの機能をサービスとして提供するクラウドサービスが急速に普及し始めた2013年頃。IT業界では「10年後には顧客の要望に一から応えてシステムを作る『SI(システムインテグレーション)』という事業形態がなくなる可能性もある」との議論が起こりました。準大手システム開発会社のA社は、SI事業は本当になくなるのか、なくなった場合に備えて中期経営計画の中で新規事業の開拓をどの程度重視すべきか、客観的な指標を求めていました。

多様な分析と定量化で自社の強みを再確認

日経BP総研は、まずA社の社長を含めた幹部クラスと3回のディスカッションを行いました。A社の「自社の強みを客観的に比較したい」という要望に応えて、顧客満足度調査データを活用した「SWOT分析」を実施。競合などの外部環境と内部環境を「強み」「弱み」「機会」「脅威」の4カテゴリーで分析。また、競合企業が10年前に戦略的に立ち上げた複数の社内ベンチャーの動向の詳細を調査しました。

A社では、これら調査・分析結果を新規事業立ち上げの参考としました。さらに、中期経営計画にも反映しました。