石田 淳
株式会社ウィルPMインターナショナル 代表取締役社長兼最高経営責任者

 政府主導の「働き方改革」は待ったなしで進み、企業にとっても従業員にとっても、これまで以上に「限られた時間でいかに結果を出すか」が問われるようになります。

 深夜まで残業し、翌日には疲れてヘロヘロな状態でいても、「とにかく長時間、一生懸命働いている」というだけで認められることなど今後はあり得ないし、またそうした非効率は一掃されなければなりません。

 これからの時代、短時間で高いパフォーマンスを上げるための徹底したセルフマネジメントが、すべての人に求められます。心身の状態を良好に保つことはもちろん、スキルアップのために勉強するということも、おのおのがやっていかねばなりません。

 考えてみると、働き方改革とは、まさに一人ひとりの「生き方改革」「暮らし方改革」そのものなのです。あなたも、これを機に、自分の生き方、暮らし方について細かく見直しを行ってみてはいかがでしょうか。

 例えば、睡眠はどうでしょう。質のいい睡眠がとれていますか? そのためのセルフマネジメントはできていますか?

 ある30代後半の男性は、毎日7時間近い睡眠時間を確保しているにもかかわらず、スッキリと目覚めることができず、仕事中にも眠くなるため、「もっと睡眠時間をとった方がいいのか」と悩んでいます。

 おそらく睡眠の質が悪いからで、どこかにその原因があるはず。いくら長時間寝てみたところで問題解決にはつながらないのではないかと思います。

 私自身、睡眠の質を上げるために、以前からいくつかの具体的な行動をとっています。

 まず、お酒の量を劇的に減らしました。お酒を飲めば寝付きはよくても、夜中に目覚めることが多く、また眠り自体も浅いものになるからです。

 ほかにも、適度な運動をしたり、ゆっくりと湯船に浸かったりと、心がけていることはありますが、最大のポイントは「夜はスマホやタブレットを手放す」ことだと思っています。