9年間に会社が2回崩壊!

細川:社長はよくそういうところに、すぐに気づきますね。

宇賀神:苦しんだんですよね。9年の間に会社が2回ほど崩壊しました。ということは僕のやり方が間違っているということなので、どうしたらいいだろうといろんな本を読みました。自分が目指す会社はこういう会社で、そうするためにはこの本もこのTVも言っているとしたらたぶんこのやり方だろうなという感じですね。

細川:崩壊した理由は何ですか。

宇賀神:完全に僕のワンマンスタイルです。ワンマンスタイルが悪いとは思わないのですが、そのゴールにはワンマンでは行けないのに、ワンマンで行こうとしたから崩壊したんです。本当に苦しい期間でしたが、はじめてワンマンじゃ行けないということに気づいて、経営の仕方って1種類じゃないんだということを知りました。僕はいい商品があって、いい営業がいて、社長が「行くぞ!」と引っ張っていればいけると思っていたんです。

細川:社長の会社はwebマーケティングが主体でしょうから、チーム力が必要ですよね。いろんなセンスのある人の複合体でないとうまくいかないんでしょうね。

宇賀神:今はSEとかプログラマーが人気ですが、これからはマーケッターといわれるような、その前後を把握できる人が市場で必要とされると思います。

細川:プロジェクトリーダーですね。

宇賀神:そうですね。ITで何が必要なのか、集客ってなんだ、セグメントってなんだとか、そういうことが全部わかるような人は本当に少ないと思っているので、その人を育てるのが次の僕の仕事だと思っています。

細川:私はそういう人のことを上流設計者と言っています。ホームページをつくれる人はたくさんいますが、全体を設計するプロデューサーのような人がいないと進まないんですよね。

宇賀神:そうなんです。進まないですし、いろんなチームがぶつかってしまいます。今は上手くはできていないんですが、ぶつかりながら設計しながら僕が進めています。