――会場からも、佐藤先生に直接聞いてみたいことがあったらぜひお願いします。

質問者:営業は成果が数字で表れるので評価の際に仕事の中身を見ることがしやすいですが、事務方はどうしても時間で評価されがちです。何を基準に評価すればいいのか困っているところで、何かお知恵があればお借りしたいです。

佐藤:やっている仕事が変わらないとすれば、残業が減れば生産性が上がっているということになります。その時にどうやって、残業を削減したか、つまり仕事の仕方の改革が大事です。要所要所でモニタリングするやり方があるのではと思います。

質問者:女性活躍推進協議会と言う形でダイバーシティについて社内で協議している最中です。これからトップに重要性を訴える立ち位置にあるのですが、いろんな勉強をするとやはりマネジメント層のコミットメントが大切だという話を多く聞きます。その点についてアドバイスがあればお願いします。

佐藤:なかなか難しいですが、あまり女性、女性とは言わない方がいいかもしれませんね。男女関係なく、全社員に活躍してもらうためには、管理職のマネジメントを変える必要があるのでは、という発想で取り組んだ方がいいと思います。あと1つ効果的なのが、上の人たちには子育てよりも介護の話をすること、働き方改革の必要性の理解が進みます。「あなた自身や、あなたの部下が急に1週間休まなければいけなくなった時に仕事は問題なくまわりますか?」と、リスクマネジメントの問題として話す。女性を前面に出さずとも、結果的に女性が働きやすくなればいいのです。

 日経BP総研では、11月より「働き方改革フォーラム」を開始します。このフォーラムでは、「働き方改革自己診断プログラム」や「従業員意識調査」を実施し、自社の課題を明らかにします。年12回の先進事例研究会で先進企業の戦略と施策を共有し、自社に最も効果的なKPI設定や行動計画が策定できるように支援します。働き方改革を企業の成長に結びつけるための1年間の実践的なプログラムです。

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