植田寿乃
キャリアコンサルタント/ダイバーシティコンサルタント

「私、先生と同じ年齢です。今日、来て良かったです。先生からたくさん勇気もらいました」
「50代で働き続けている女性が周りにいませんでした。同年代でイキイキとしかも自然体で仕事を楽しんでいらっしゃる姿、私もまだまだ頑張れる、頑張ろうという気持ちになりました」
「50代、気が付けば会社で女性最年長です。リーダーとかいろんなプレッシャーで、働き続けることに疲れていました。でも気持ちがリフレッシュされました」
「先生の自己紹介の波乱万丈の人生、子宮筋腫の手術や、離婚の話が自分の人生に本当に重なって、何度も涙が込み上げてきました。今、自分をもっともっと大切にしてあげようという想いでいっぱいです。ありがとうございました」
「50代の女なんて会社で疎まれているだろうし、定年まで割り切って働けばいいやと卑屈になっていた自分に気が付きました。60歳過ぎても働く時代だったんですよね。今日、自分の中の気持ちが切り替わりました。私も先生みたいに、笑顔で仕事できるようになりたいと思います」
「先生にやる気エネルギーを注入してもらった感じです。30年近く働き続けて、最近もやもやしていたキリが晴れました。握手してください!」

 今年9月に福岡キャリア塾という働く女性を対象にした日曜日のイベントに登壇しました。講演後の、書籍販売で私の書籍を買った方へのサイン会の場面です。50名くらいの女性が並んでくれたのには私自身も、びっくりで、飛行機の時間を気にしながらも、1人ひとりの女性たちが熱い想い、感想を私に伝えてくれました。中には、泣いてしまって言葉にならずに握手を求める人もいました。たった2時間の私の話が、こんなにも心に響いたのが嬉しくなりました。

50代、どう働くのか、いつまで働くのか?

 このイベントは日曜日で、かつ無料イベントなので、参加者の参加ハードルは非常に低く、いろいろな年代の女性たちが参加していました。ただ、私の書籍の列には、50代の女性たちが半分以上いました。そうなんです。私たち50代で働き続けている女性は少数派、同年代は圧倒的に男性ばかりです。そんな中、どう働くのかいつまで働くのかを迷います。子育てが終わったと思ったら親が倒れたり、自分の体力は落ちてきたり、そして自分の老後の不安と悩みは尽きません。

 私たち50代の働く女性たちにはロールモデルが存在しません。自分より年上の女性が会社にいないという方も結構います。会社では孤独感を感じている人も多いでしょう。会社に自分より若い世代の女性たちはいたとしても、自分と同世代の悩みを共有できたりはしません。だったら、どうするのか、そういう50代の働く女性の仲間を探すことです。