アンケートの声

 このコースに参加した受講生たちの、アンケートの声を一部ご紹介しましょう。

 女性たちの声

 「今回の研修は一般職の方に向けた研修だったと思います。私は以前、総合職への転換をあきらめました。結婚しており、夫の勤務地の問題、また子供が産まれたらどうするのか、周りの理解など、いろいろな問題でその時私はあきらめました。今回の研修を受けて、もう一度がんばりたいと思います」

 「廃止された総合職Ⅱ(地域総合職)を復活してほしい」

 「部長や事業部長に絶対に受けてもらいたい」

 こちらの会社は、一般職と総合職があり、総合職の女性は男性のように働くことを余儀なくされていました。女性活躍推進が世の中で進むなか、一般職から総合職への転換を促す方法として「総合職Ⅱ(転勤のない地域総合職)」がつくられましたが、またなくなってしまったようです。会社がどうしてそういう判断をしたのかは不明ですが、男性も介護を当たり前に抱える今、転勤できる人でなければダメという考え方はどうでしょうか? 彼女たちのこの声が、会社のトップまで伝わることを祈ります。

 一方、女性部下と一緒に受けた男性管理職はどうかといえば

 「来年もいろいろな部下と参加したい」

 この言葉に代表されるような、受けてよかったという非常に前向きな反応が多いのです。なかには「地域総合職の復活が必要だ!」と女性の気持ちを代弁するようなメッセージを書いた人もいました。私は5年目にして、ようやくこの会社が変化してきていることを実感しました。

 研修を終わって帰りがけに、2日間のなかでも一番といっていいほど元気な女性が、私のところにやってきました。

 「先生、実は私は先生の研修を受けるのは2回目だったんです。4年前に女性だけの2日間のキャリア研修を受けたんですよ。当時は入社2年目でした。24歳で自分のキャリアとかまったく考えていなかったし、『どうせ3年以内に会社を辞めるから私には関係ないな~』なんて正直思っていたんです(笑)。でも4年がたって28歳になり、私はまだ会社で働いています。今回は先生のコースが、心にどんどん響きました。私、がんばろうと思います。私たちが会社を変えるしかないと思います。やりますよ! そして、先生と再会したいな。次は女性リーダーエンカレッジ研修で!」

 昭和タイタニック号を救うのは誰か、いうまでもなく肉食女子たちです。肉食女子たちの声、叫び声にもっと耳を傾けてください! 耳を傾けられたら、会社の未来は必ず明るくなるでしょう。

植田寿乃氏のセミナー
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7/24東京  働き方改革で実現する「人を活かす」組織づくり
7/27東京 モチベーション・マネジメント研修
9/7東京 女性リーダー・エンカレッジ(応援)研修

植田 寿乃(うえだ・ひさの) キャリアコンサルタント/ダイバーシティコンサルタント
植田 寿乃

 キャリアコンサルタント/ダイバーシティコンサルタント。IT業界の人材育成を目的に有限会社キューを設立。その後、人材開発業界に転身。「モチベーション・リーダーシップ」「経営陣、管理職の人間力アップ」「女性と組織の活性化」「メンター育成」に取り組み、各種オリジナルカリキュラムを開発し、研修・講演を実施。著書に『「女性を活かす」会社の法則』『キャリアセレブになる36の秘訣』『30歳からの幸せなキャリアの見つけ方』など。

※筆者の会社名および役職は執筆当時のものです。