彼らは帰らなかったではなく、帰れなかったのかもしれません。

・身を乗り出し、うなずき続ける30代・40代の男性女性をしり目に、席を立てなかった。
・自分の昭和感覚に気づき打ちひしがれていたのか?
・「昭和で何が悪い」と叫びたい自分をぐっと我慢していたのか?
・途中で帰ったら、私に逃げたと思われるのでは?

 彼らの気持ちを言い当てることはできません。彼らは2時間の講演で何を感じて、気づいて帰ったのでしょう? 彼らの気持ちをゆっくり聴きたかったなと思いました。

モチベーションの高い昭和隊長と、モチベーションの低い昭和隊長

 5月30日の第2回ダイバーシティ&インクルージョン研究会(http://diwo.jp)は「管理職の意識&リーダーシップ改革が必要なダイバーシティ推進」がテーマでした。研究会に際しての事前アンケートはちょっと面白い結果となりました。

・経営陣(社長、取締役、執行役員)
 モチベーション ⇒ 高い26%、やや高い16%
 企業戦士度   ⇒ 高い32%、やや高い42%
 イクボス度   ⇒ 0%

・上級管理職(事業部長、部長)
 モチベーション ⇒ 高い16%、やや高い10%、やや低い10%
 企業戦士度   ⇒ 高い26%、やや高い37%
 イクボス度   ⇒ 0%

・初級管理職(課長、課長代理)
 モチベーション ⇒ 高い6%、 やや高い42%、やや低い5%、低い5%
 企業戦士度   ⇒ 高い16%、やや高い21%
 イクボス度   ⇒ 高い5%、 やや高い16%

・20代・30代の一般社員
 モチベーション ⇒ 高い0%、 やや高い21%、やや低い16%、低い10%
 企業戦士度   ⇒ 高い11%、やや高い5%
 イクメン&ワーキングマザー度
         ⇒ 高い5%、 やや高い56%

 このアンケート結果に、先日の講演の風景がよみがえりました。企業の経営陣、上級管理職の多くは50歳以上が非常に多い。彼らはまさに企業戦士のDNAを引きずりながら働いています。本人たちにしてみれば、俺流にずっと真面目に働いてきた、生きてきたと思っていますが、昭和の人生観、価値観が固定されたままで変化していません。