――ビジネスで成果を上げるための休み方、働き方について、社長はどのようにお考えでしょうか。

市原:やはり、人は休まないと働けないですよね。ワークライフバランスという言葉の通り、普段から早く帰って家族と過ごした方がいいし、週末も一緒に買い物に行った方がいい。人生の中心となるのは職場ではなく、家であり、家族です。それがきちんとしていない限り、いい仕事はできないのではないでしょうか。

 だいたい、新しいアイデアって仕事をしている時には出てこないものです。休んでいる時の、ふとした瞬間に、頭に浮かんでくるものだと思っています。私の経験からするとそういうことが多いですね。

 また、休みを取ることで得られる効果の一つに、周囲の人の能力開発の機会になるということもあります。休んでいる間は上司や部下、同僚などがその人の仕事をカバーしなければいけないですよね。そうすると、普段の自分の領域外の仕事を短期間でもやることになります。大変ではありますが、一方で、これは意外といいことです。休む人も、自分の仕事をカバーしてもらうための引き継ぎやコミュニケーションが発生するわけで、これも普段の仕事のパターンと違ってきます。

 働き方を考えて休みを取るということは、休む側、休んでいる人の仕事をカバーする側、双方にとってメリットがあることだと思います。

自ら年末に3週間休暇を取った経験から分かったことは……

――空いた時間を自己研鑽や資格取得などに使ってもらうよう補助金を出す会社もありますが、何か実施されていますか。

市原:今年は英会話のクラスをかなり増設しており、月曜から金曜までのほぼ毎日、誰かがレッスンを受けている状況です。希望者と選抜された人を対象に、講師を社内に招いて夕方6時以降に実施しています。イングリッシュプレゼンテーション、英文Eメール、ビジネスイングリッシュ(会話)といったテーマに特化した、実践的な内容となっています。

英会話の研修の模様
英会話の研修の模様