必須受講の目的は「昇進・昇格後の地位に応じた知識・スキルの習得」、活用方法は「昇進・昇格と連動して受講」

 一方、必須受講では、「昇進・昇格で進む職位・職能資格に応じた知識・スキルを身につけてもらうため」との回答が最も多く、全体の67.5%でした。次いで多かったのが「多くの従業員に、広く学ぶ機会を提供するため」46.9%、「自ら学ぶ風土を醸成するため」39.2%でした。

 この2項目は自己啓発受講の1位、2位と共通であり、通信教育というツールそのものが、「おおむね学ぶ機会を広く提供したり、自ら学ぶ風土を醸成したりするためのツール」と認識されているようです。

 ただし、必須受講でのみ「広く一斉に学ぶ必要のあるテーマを学ぶため」の回答が3分の1以上である36.6%に上りました。昇進・昇格といった個々人のキャリアの節目を支えることに加えて、組織や時代の節目・要請に応じる目的のためにも活用されている点が、必須受講での通信教育の特徴といえそうです。

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 また、必須教育については、通信教育の活用方法についても併せてお尋ねしました。最も多かった回答は「昇格(職務資格が上がる)と連動して受講」47.7%と「昇進(役職位が上がる)と連動して受講」32.6%であり、必須受講で通信教育を用いる目的が「昇進・昇格で進む職位・職能資格に応じた知識・スキルを身につけてもらうため」であることと一致していました。

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