政府が「働き方改革実行計画」を発表するなど、「働きやすさ」「働き方改革」というキーワードが社会的な注目を集めています。新卒採用のシーンにおいても「働き方改革」は大きなキーワードとなりました。売り手市場の影響もあり、自社の働きやすさをアピールする企業は増え、学生側も、働きやすさを意識した就職先選びをする傾向が強まっています。

 「ブラック企業」という言葉に敏感な学生も少なくありませんが、ブラック企業かどうかは個人の感覚に左右される面があるため、就活生側と採用側の認識にはギャップが存在するのではないかと考えられます。そこで株式会社ディスコでは、学生と企業の採用担当者の双方を対象に「ブラック企業についての考え」に関するアンケートを実施し、集計データの比較を行いました。

■ブラック企業の条件 最も多いのは「残業代が支払われない」

 始めに、どんな企業を「ブラック企業」だと思うのか、その条件について、学生と企業の採用担当者の双方に尋ね、調査データの比較を行いました。

 最も多いのは、学生・企業とも「残業代が支払われない」で、8割近くが選びました(学生78.4%、企業78.5%)。続いて「セクハラ、パワハラがある」も数値が高く、企業の70.0%、学生の66.6%が選択。サービス残業やハラスメントに対する問題意識は共通しているようです。

「ブラック企業」だと思う条件
「ブラック企業」だと思う条件
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