3. 2019年卒では「インターンシップ」「プレ期の活動」に注力

 では、ここからは2019年3月卒者の採用について見ていきましょう。

 2019年卒者の採用見込みについて尋ねたところ、「増える見込み」と回答した企業は19.9%で、「減る見込み」(6.2%)の3倍以上。企業の採用意欲は引き続き高く、さらなる採用増が見込まれます。

 従業員規模別での大きな差はなく、いずれの規模でも「増える見込み」が「減る見込み」を大幅に上回っています。業界別では、「金融」で「減る見込み」(22.0%)が「増える見込み」(10.2%)を上回るものの、そのほかの業界では、いずれも前年より「増える」が「減る」を大幅に上回っています。「IT」「サービス業」では「増える見込み」との回答が2割を超えます。

2019年卒者の採用人数見込み
2019年卒者の採用人数見込み
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 2019年卒の採用で注力したいことを尋ねてみました。前年調査では「大学との関係強化」が最も多かったのですが、今回は「インターンシップの実施・見直し」が1位になりました。ポイントも48.5%から59.0%へと10ポイント以上伸び、より多くの企業で課題として捉えていることが分かります。

 最もポイントを伸ばしたのは「プレ期(採用広報解禁3月より前)の活動」で、11.0ポイント増加し(34.8%→45.8%)、前年の6位から3位へと浮上しました。

 「3月より前から知っていた企業にばかり応募している学生が増えているように感じるので、プレ期から認知度を上げる施策を実施していきたい」、「従来、夏のインターンシップ(2週間)を実施していましたが、今年から冬のインターンシップ(1日)を全国各地で計画しています」といった声が挙がっています。

 両者とも早期に学生の目に留まる策であり、より早い時期からアプローチする必要性を感じている企業が急増している証しといえます。

2019年卒採用で注力したいこと
2019年卒採用で注力したいこと
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