ちなみに、昨年度(2016年4月~2017年3月)インターンシップ実施企業のうち7割以上(72.2%)が採用活動に効果を感じていると回答しました。効果の内容としては、「母集団形成につながった」が67.7%で最も多く、「優秀な学生に内定を出せた」も半数近くに上りました(46.7%)。ただし、これほどインターンシップ実施企業が増加してくると、ただ実施するだけでは、効果は限定的になることも懸念されます。どのようなプログラム内容にするのか、また参加学生をどう母集団に結び付けていくか。他社と差別化を図るための戦略的な実施が、これまで以上に必要とされるでしょう。

インターンシップを実施したことによる採用活動への効果
インターンシップを実施したことによる採用活動への効果
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2019年卒業予定者の採用も拡大見込み

 最後に、2019年3月卒者の採用計画に関する調査結果をご紹介します。

 2019年卒者の採用見込みについて尋ねたところ、「増える見込み」と回答したのが15.8%で、「減る見込み」(6.5%)を大きく上回りました。企業の採用数はここ数年増加傾向が続いていますが、その傾向は変わらないようです。採用数の増加に伴い、予算も増加傾向が現れています。「増える見込み」は22.8%で、「減る見込み」(10.1%)の2倍以上です。

2019年卒者の採用人数・予算見込み(従業員数別)
2019年卒者の採用人数・予算見込み(従業員数別)
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