学生の企業選びにおいて存在感を増すインターンシップ

 就職先企業を決定し、就職活動を終えた学生が、いつ頃からその企業に就職先として興味を持ち始めたのかを調査してみました。最も多いのは前年同様「3月」(24.3%)ですが、ポイントはやや減少しています。その分、採用広報解禁の3月より前に興味を持ち始めた人の合計が、前年調査より2.4ポイント増加し、6割を超えました(61.6%)。早期から関心を持っていた企業に決めている学生が多いことが分かります。

就職決定企業に就職先として興味を持ち始めた時期
就職決定企業に就職先として興味を持ち始めた時期
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 次に、就職決定企業で働きたいと具体的に思ったタイミングを尋ねたところ、最も多いのは「面接等の選考試験を重ねていく中で徐々に」(29.1%)でした。「面接の際、一番自然体で話せた」、「自分の良さを引き出してくれた」、「質問にも丁寧に回答してもらえ、不安が解消された」など面接官との対話を通じて入社意欲を高める学生が多いようです。

就職決定企業で働きたいと具体的に思ったタイミング
就職決定企業で働きたいと具体的に思ったタイミング
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 「インターンシップに参加したとき」は前年より増加し約2割(19.5%)に上ります。これは、「セミナー・会社説明会に参加したとき」(21.1%)と並ぶ数字です。就職先企業のインターンシップ参加経験者は、面接やセミナーと比較すると限定的であるにもかかわらず、これだけ高い水準ということから、インターンシップが意思決定に与える影響がいかに大きいかが分かります。

 「インターンシップを通じて業務内容を理解でき、自分に向いていると感じた」「多くの社員と接し、ぜひ一緒に働きたいと思った」など、その企業で働く自分の姿を具体的にイメージできたことが、入社意欲につながっているようです。