2019年卒業予定者の採用選考が正式に解禁され、就職活動が山場を迎えました。内定出しもピークを迎え、内定辞退防止に頭を悩ませる企業も多いのではないでしょうか。今回は、学生が入社を決めるにあたり必要とするフォローや、実際に志望度が上がったフォロー、反対に入社意欲が下がったフォローをご紹介します。

解禁直後の内定率は6割超

 6月1日現在のキャリタス就活・学生モニターの就職活動状況について調査を行ったところ、内定率は65.7%と、解禁直後にもかかわらず、前年に引き続き6割を超える高水準をマークしました。

 企業の強い採用意欲により、選考や内定出しの時期は年々早まっています。日程ルールを遵守する企業が選考を開始する前に内定を出して学生を獲得しようとする動きが5月に集中。また、解禁日の1日に内定を出す企業も多く、その結果、6割超の高い内定率となりました。

6月1日現在の内定状況

 モニター学生全体を分母にとると、調査時点で就職先を決定して就職活動を終了した者の割合は31.4%。複数内定を保留しているなど未決定である者(3.8%)を合わせると、終了者は35.2%となります。内定取得者の終了ペースが速まったことで、前年同期(28.8%)より6.4ポイント上昇しました。その分、継続者の割合は減少し、活動継続者は「内定あり」(30.6%)、「内定なし」(34.3%)を合わせて6割強(計64.9%)。内定の有無にかかわらず、多くの学生にとって6月が大きな山場であることは間違いありません。

学生モニター全体の活動状況
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