顧客に商品が届かなければ当然クレームになる。顧客へのクレーム対応や、輸送先の税関や乙仲(通関代行)業者とのやりとりにも時間を割かれるのはもちろんだし、売り上げも立たない。しかも、航空運賃や空港倉庫での一時保管料、焼却処分費など、かなりのコストがかかり、すべて出荷元のチェリー工場の負担になる。
それだけに出荷前の積荷のチェックは厳しくならざるを得ない。

日本向けには、USDAの表記のある封印テープをぐるりと貼る

日本向けにも必須の封印テープは、箱の両側面と上部(または底部)にかけてぐるりと貼っていなければならない。封印テープがなかったり、剥がれていたり、切れていたりするものがあればテープを貼りなおす必要がある。

もし積み上げられたパレットの下方の段で封印テープがない箱が見つかれば、一度シュリンクを解いて、上にある箱を降ろし、封印テープを貼りなおして、また上にあった箱を積み戻し、シュリンクをかけ直す…という手間のかかる作業になる。

パレットに積む際の箱の向きも決まっていて、インクジェットの表記がすべて前面に出ていなければならない。反対向きになっている箱があれば、同様にパレットの段を崩して正しい向きに直す。
インクジェットの印字がかすれていたり、必要な表記が不足していれば、それも修正する。